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J-GLOBAL ID:201702235824501540   整理番号:17A0079587

Corynebacterium glutamicum 2,3-ブタンジオールデヒドロゲナーゼの立体特異性,及び生物生産2,3-ブタンジオールの立体化学的純度との関係

Stereospecificity of Corynebacterium glutamicum 2,3-butanediol dehydrogenase and implications for the stereochemical purity of bioproduced 2,3-butanediol
著者 (11件):
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巻: 100  号: 24  ページ: 10573-10583  発行年: 2016年12月 
JST資料番号: H0764A  ISSN: 0175-7598  CODEN: EJABDD  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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本研究において,α-アセト乳酸シンターゼ及びデカルボキシラーゼ活性をコードするLactococcus lactis遺伝子を与えられているCorynebacterium glutamicumが,主要最終産物としてmeso-2,3-ブタンジオール(meso-2,3-BD)を産生することを示し,このことは(R)-アセトインが内在性の2,3-ブタンジオールデヒドロゲナーゼ(BDH)活性に対する基質であることを意味した。butACgによってコードされた酵素を大腸菌において産生させ,精製し,純蛋白質の立体特異的特性を調べた。ラセミ体アセトイン及び過剰量のNADHを用いた1H-NMRによりオンラインでモニターした活性アッセイにより,緩慢な(~1/20低い見かけ速度)meso-2,3-BDの形成を伴う,(2S,3S)-2,3-ブタンジオール(2,3-BD)の初期急速産生を示した。(S)-アセトイン,(R)-アセトイン,meso-2,3-BD及び(2S,3S)-BDに対する速度論的パラメーターを,分光光度法により調べた。(S)-アセトイン及び(R)-アセトインに対するVmax値は各々119±15及び5.23±0.06μmol分-1mg蛋白質-1,Km値は0.23±0.02及び1.49±0.07mMであった。C.glutamicum BDHが(S)-アセトインに対して,優先的基質ではあるが,絶対的に特異的ではないと結論した。重要なことに,(R)-アセトインによる低活性が,遺伝子操作株C.glutamicum ΔaceEΔpqoΔldhA(pEKEx2-als,aldB,butACg)におけるmeso-2,3-BDの高収量を支持するのに十分であった。さらに,BDH活性がbutACgの不活性化時にほとんど消失する(0.30±0.03から0.004±0.001μmol分-1mg蛋白質-1)ことを見出し,C.glutamicumが調べた実験条件下で単一BDHを発現することを示した。Copyright 2016 Springer-Verlag Berlin Heidelberg Translated from English into Japanese by JST.
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