文献

J-GLOBAL ID：201702235887586556   整理番号：17A1489232

ステンレス鋼溶接継手のクリープ変形中の損傷発生への新しい洞察【Powered by NICT】

New insights to damage initiation during creep deformation of stainless steel weld joints

著者 (3件)： Vijayanand V.D. (Creep Studies Section, Metallurgy and Materials Group, Indira Gandhi Centre for Atomic Research, Kalpakkam 603102, India) ,  Ganesan V. (Creep Studies Section, Metallurgy and Materials Group, Indira Gandhi Centre for Atomic Research, Kalpakkam 603102, India) ,  Laha K. (Creep Studies Section, Metallurgy and Materials Group, Indira Gandhi Centre for Atomic Research, Kalpakkam 603102, India)
資料名： Materials Science & Engineering. A. Structural Materials: Properties, Microstructure and Processing  (Materials Science & Engineering. A. Structural Materials: Properties, Microstructure and Processing)
巻： 703  ページ： 37-44  発行年： 2017年 
JST資料番号： D0589B  ISSN： 0921-5093  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 詳細な微細構造と有限要素解析を行うことによりオーステナイト系ステンレス鋼溶融部におけるクリープキャビテーション挙動を評価するために行った系統的研究。失敗した十字型溶接継手試験片の金属組織学的観察から,キャビティは近傍クラウン領域で核形成し,根近辺領域に向かって伝搬することを明らかにした。空洞の核形成と成長の類似したパターンは異なる応力レベルで試験した溶接継手で観察された。溶接継手の近傍クラウン領域におけるクリープキャビティの優先的核形成が溶接継手におけるミクロ及びマクロ両不均一性に起因すると考えられる。,電子後方散乱回折を用いて特徴づけられる,溶融部におけるミクロ不均一性の溶接パス界面を横切る熱機械的処理領域の形態と形成の変化の結果である。熱影響部,母材と溶融帯間のかなりの強度変化は溶接継手におけるマクロ不均一性をもたらし,有限要素解析を用いて説明できる著しい応力勾配を導入した。両方のミクロおよびマクロ不均一性はクリープを受けるマルチパスステンレス鋼溶接継手における損傷開始位置の決定に相乗的な役割を持っている。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： *クリープ ,  加工熱処理 ,  金属組織学 ,  微細構造 ,  形態 ,  *ステンレス鋼 ,  *溶接 ,  核形成 ,  *溶接継手 ,  界面 ,  オーステナイト系ステンレス鋼 ,  不均一性
準シソーラス用語： 応力勾配 ,  EBSD ,  有限要素解析 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (4件)： オーステナイト系ステンレス鋼 ,  溶接継手 ,  マルチパス溶接継手 ,  クリープキャビテーション

分類 (2件)： 機械的性質  (WB02030U) ,  溶接部  (WC07100I)

タイトルに関連する用語 (5件)： ステンレス鋼 ,  溶接継手 ,  クリープ変形 ,  損傷 ,  洞察