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J-GLOBAL ID:201702235939628536   整理番号:17A0503564

低強度体外衝撃波療法はPERK/ATF4シグナル伝達経路を介した脳由来神経栄養因子発現を増強する

Low-Intensity Extracorporeal Shock Wave Therapy Enhances Brain-Derived Neurotrophic Factor Expression through PERK/ATF4 Signaling Pathway
著者 (11件):
資料名:
巻: 18  号:ページ: WEB ONLY  発行年: 2017年02月 
JST資料番号: U7038A  ISSN: 1422-0067  CODEN: IJMCFK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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低強度の体外衝撃波療法(Li-ESWT)は,勃起不全の治療に用いられるが,そのメカニズムは十分に理解されていない。以前に著者らはLi-ESWTが脳由来神経栄養因子(BDNF)の発現を増加させることを発見した。ここでは,in vitroでのSchwann細胞と神経損傷後のin vivo陰茎組織中の根底にあるシグナル伝達経路を評価した。その結果,BDNFは神経損傷後のLi-ESWTとin vitroでのSchwann細胞(SC,RT4-D6P2T)中のBDNFの発現により有意に増加することが分かった。Li-ESWTは,PERKと真核生物開始因子2a(eIF2α)のリン酸化レベルを上昇させることにより蛋白質キナーゼRNA様小胞体(ER)キナーゼ(PERK)経路を活性化し,活性化転写因子4をエネルギー依存的に増強した。さらに,PERKの阻害剤であるGSK2656157は,PERK,eIF2αのリン酸化とATF4の発現に対するLi-ESWTの効果を効果的に阻害した。さらに,サイレンシングATF4は,BDNFの発現に対するLi-ESWTの効果を劇的に弱めるが,Schwann細胞における低酸素誘導因子(HIF)1αまたはグリア細胞由来神経栄養因子(GDNF)には影響を及ぼさなかった。結論として,本研究の知見は,Li-ESWTがPERK/ATF4シグナル伝達経路の活性化を介してBDNFの発現を刺激し得るという,根底にあるメカニズムに新たな光を当てた。この情報は,その臨床効果をさらに改善するために,Li-ESWTの使用を改良するのに役立つかもしれない。(翻訳著者抄録)
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分類 (5件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
細胞生理一般  ,  遺伝子発現  ,  中枢神経系  ,  神経の基礎医学  ,  基礎治療学 

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