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J-GLOBAL ID:201702235945282951   整理番号:17A0444181

フタル酸ジ-n-ブチルとジ(2-エチルヘキシル)フタラートストレスに対するコムギ実生の成長と抗酸化防御応答【Powered by NICT】

Growth and antioxidant defense responses of wheat seedlings to di-n-butyl phthalate and di (2-ethylhexyl) phthalate stress
著者 (6件):
資料名:
巻: 172  ページ: 418-428  発行年: 2017年 
JST資料番号: E0843A  ISSN: 0045-6535  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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フタル酸エステル(PAEs)は植物,動物及び人間に有害な重要な環境ホルモン様化学物質である。本研究では,コムギ幼植物の種子発芽,根の形態,および様々な生理学的変化に及ぼすフタル酸ジ-n-ブチル(DBP)とジ(2-エチルヘキシル)フタラート(DEHP)の影響をスーパーオキシドアニオン(O_2~ )蓄積,抗酸化酵素活性,および脂質過酸化を解析することにより調べた。DBPとDEHPは,高濃度でのみ発芽を明らかに抑制することが分かったが,低い濃度でも,根の形態に大きく影響した。それらの毒性効果は根の伸長,シュート伸長に最も厳しいし,発芽率に及ぼす最も重篤であった,根の伸長は,DBPとDEHP生態毒性を評価するための最良の指標であることを示した。DBPとDEHPはまたO_2~およびマロンジアルデヒドレベルと膜透過性と同様に,茎と葉(結合組織,今後シュート)および根組織の抗酸化状態とPAE含有量の変化を促進した。スーパーオキシドジスムターゼ,カタラーゼ,およびペルオキシダーゼの活性が低および中程度のDBPとDEHP濃度で増加したが,高いPAE濃度で低下した。これらの結果は,PAEsはコムギの初期発生段階における酸化的損傷を及ぼし,特に高濃度でできることを示した。DBPとDEHPの蓄積はシュート組織より根で高く,これらの組織でのそれらのレベルはシュートよりもPAE濃度を増加させ,根へのより重症の毒性効果を支持すると共に増加した。さらに,DBPの物理化学的性質は,DEHPよりも有害,を与えた。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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その他の汚染原因物質 

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