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J-GLOBAL ID：201702235957083813   整理番号：17A1181532

ブラジルのサトウキビ収量におけるN_2O放出に及ぼす農業管理の影響【Powered by NICT】

Effect of agricultural management on N₂O emissions in the Brazilian sugarcane yield

著者 (6件)： Fracetto Felipe J.C. (Department of Agronomy, Federal Rural University of Pernambuco, Av. D. Manoel de Medeiros, s/n, 52171-900, Recife, PE, Brazil) ,  Fracetto Giselle G.M. (Department of Agronomy, Federal Rural University of Pernambuco, Av. D. Manoel de Medeiros, s/n, 52171-900, Recife, PE, Brazil) ,  Bertini Simone C.B. (Institute of Agricultural and Environmental Sciences, Federal University of Uberlandia, Av. Amazonas, s/n, Campus Umuarama, 38400-902 Uberlandia, MG, Brazil) ,  Cerri Carlos C. (Center for Nuclear Energy in Agriculture, University of Sao Paulo, Av. Centenario, 303, P.O. Box. 96, 13400-970, Piracicaba, SP, Brazil) ,  Feigl Brigitte J. (Center for Nuclear Energy in Agriculture, University of Sao Paulo, Av. Centenario, 303, P.O. Box. 96, 13400-970, Piracicaba, SP, Brazil) ,  Siqueira Neto Marcos (Center for Nuclear Energy in Agriculture, University of Sao Paulo, Av. Centenario, 303, P.O. Box. 96, 13400-970, Piracicaba, SP, Brazil)
資料名： Soil Biology & Biochemistry  (Soil Biology & Biochemistry)
巻： 109  ページ： 205-213  発行年： 2017年 
JST資料番号： D0628A  ISSN： 0038-0717  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 糖とバイオエタノール生産のためのブラジルにおけるサトウキビ栽培の拡大は,増加したN肥料利用をもたらした。今日,サトウキビを機械収穫し,得られた作物残さが土壌表面にマルチとして保持される。これら活性の組合せ(マルチに適用した追肥N施肥)は土壌N循環に関与する微生物相を変化させる土壌条件を促進し,その結果N_2O放出を増加させるという仮説を立てた。サトウキビ藁マルチ(14Mg ha~( 1)乾燥質量)と組み合わせたN肥料(硝酸アンモニウムとして100kgN/ha~( 1))の追肥はN_2O排出量の増加による土壌N変換に関与する土壌特性(pH,全CとN,微生物バイオマスCとN,無機NおよびWFPS%),および遺伝子のコピー数(nirS,nirK,norB,nosZ)を変化させるかどうかを決定するために市販サトウキビ作物を検討した。3×2階乗処理した:三土壌表面処理:1)裸地(無藁)ii)サトウキビ藁,iii)合成藁(ポリプロピレンストリップ)とN肥料の適用の有無にかかわらず。マルチ処理(サトウキビまたは合成)が最も高い排気排出,受精後10日以内に二で生じた「N_2Oホットモーメント」を生成した。肥料処理に関しては,累積N_2O排出は藁処理(~99 mg m~ 2)間で差がなかったが,藁処理したもの(51 mg m~ 2)よりも高かった。同様の挙動が最も高い排気排出は藁処理(~30 mg m~ 2)とない藁処理(6 mg m~ 2)における最低見出された無施肥処理で認められた。nirS,nirK,norB,nosZ遺伝子のコピー数は,藁処理で等しかったが,藁で有意に低かった。高コピー数norB遺伝子の「N_2Oホットモーメント」と関連していたが,他の遺伝子では観察されなかった。冗長性解析(RDA)はN_2O排出はnorB遺伝子と無機Nに関連したよりも微生物バイオマスおよびWFPS%に関連して高いことを示した。著者らの知見は,サトウキビ藁マルチと組み合わせたN施肥は土壌特性の間の相互作用およびN変換に関与する微生物の連鎖を促進することによりN_2O放出を上昇させたことを示した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： ミクロフローラ ,  土壌特性 ,  *ブラジル連邦共和国 ,  農作物 ,  栽培 ,  相互作用 ,  *サトウキビ ,  微生物 ,  遺伝子 ,  *農業 ,  排出量 ,  作物残渣 ,  コピー数
準シソーラス用語： 微生物バイオマス ,  バイオエタノール , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： Saccharum officinarumL. ,  藁管理 ,  N肥料 ,  脱窒 ,  Microbiota

分類 (2件)： 土壌生物  (FB04050N) ,  施肥法・肥効  (FB05030Y)

タイトルに関連する用語 (5件)： ブラジル ,  サトウキビ ,  収量 ,  放出 ,  農業