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J-GLOBAL ID：201702235974136028   整理番号：17A0514751

ショッピングモールのフードコートにおける座席占有行動

SEAT OVERUSE BEHAVIOR IN A FOOD COURT AT A SHOPPING MALL

著者 (1件)： 原田昌幸 (名古屋市大)
資料名： 日本建築学会環境系論文集  (Journal of Environmental Engineering (Transactions of AIJ))
号： 734  ページ： 309-315  発行年： 2017年04月30日 
JST資料番号： L4761A  ISSN： 1348-0685  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 飲食店における,座席の過剰利用を含む,座席利用の特徴を調査した。調査対象は,大型ショッピングモールにある,店舗19店と1250の座席を持つフードコートとし,2015年7月から12月まで観察調査を行った。その結果,平日の平均利用人数は49.4人,週末のそれは77.2人であった。利用時間は,30分以内が3割,31から60分が4割だったが,90分を超える利用も平日で16%,週末で18%と少なくなかった。飲食以外の行為では,おしゃべりが最も多く,スマホなど電子機器がそれに続いた。過剰な座席利用は,建築計画的な方法で軽減できる可能性がある。

シソーラス用語： *座席 ,  *利用 ,  *占有率 ,  選択 ,  空間 ,  距離 ,  *ショッピングモール ,  *レストラン ,  電子装置 ,  建築計画 ,  スマートフォン ,  会話 ,  学習 ,  休憩 ,  行為 ,  個人空間
準シソーラス用語： パーソナルスペース ,  対人距離 ,  飲食店 ,  電子機器 ,  スマートホン ,  読書

分類 (1件)： 商業建築,事務所建築  (RB05030K)

引用文献 (7件)：

• 1) Sommer, R,, Studies in personal space, Sociometry, 22, pp. 224-260, 1959
• 2) Sommer, R, Further studies in personal space, Sociometry, 28, pp. 337-348, 1965
• 3) Hall, E. T., The hidden dimension, Garden City, NJ : Doubleday Anchor, 1966
• 4) Kimes, S. and S. Robson, The impact of restaurant table characteristics on meal duration and spending, Cornell hotel and restaurant administration quarterly, 45(4), pp. 333-346, 2004
• 3) 西出和彦,人と人との間の距離 -人間の心理・生態からの建築計画 (1)-,建築と実務 8(11),pp. 95-99,1985

タイトルに関連する用語 (5件)： ショッピングモール ,  フード ,  コート ,  座席 ,  行動