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J-GLOBAL ID：201702236081396982   整理番号：17A1224774

衛星データによるアオサの繁茂状況の把握に関する基礎的研究

FUNDAMENTAL STUDY ON ULVA SPP. MONITORING BY SATELLITE DATA IN YATSU TIDAL FLAT

著者 (3件)： 武村武 (日本大学 生産工学部環境安全工学科) ,  落合麻希子 (日本大学大学院 生産工学研究科土木工学専攻) ,  内田裕貴 (日本大学 生産工学部土木工学科)
資料名： 土木学会論文集 B3(海洋開発)(Web)  (Journal of Japan Society of Civil Engineers, Ser. B3 (Ocean Engineering) (Web))
巻： 73  号： 2  ページ： I_833-I_838(J-STAGE)  発行年： 2017年 
JST資料番号： U0288A  ISSN： 2185-4688  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 衛星データによるアオサの繁茂状況把握を目的に,谷津干潟にてUAVと衛星画像を用いて検討を行った.2016年10月27日と11月4日にUAVにより撮影された画像より,アオサの被度を算出した.その結果,両日ともアオサの被度は80%程度であった.また,アオサの分光反射特性を検討した結果,525nm,725nm付近に特徴が見られた.そこで,衛星データから算出したNDVIを検討した結果,10月27日では,すべての算出地点でプラス値を示したが,11月4日では90%以上の範囲でマイナス値を示す事となった.これらの差異は,水深との相関が高い事が確認され,その影響を考慮する事により衛星データによるアオサ被度の把握が可能であることが示唆された.(著者抄録)

シソーラス用語： アオサ ,  干潟 ,  千葉県 ,  無人機 ,  空中写真 ,  衛星利用画像 ,  *データ ,  *成長 ,  *状態 ,  *把握 ,  正規化植生指数
準シソーラス用語： NDVI ,  *衛星データ ,  谷津干潟 ,  繁茂状況 ,  分光反射特性

著者キーワード (4件)： UAV ,  NDVI ,  spectral reflectance ,  Landsat

分類 (2件)： 海藻類  (FH02040G) ,  写真測量,空中写真  (RC02040D)

引用文献 (17件)：

• 1) 工藤教勇,児玉真史,徳永貴久,松永信博:干潟におけるアオサの消長が生物生息環境に及ぼす影響,海岸工学論文集 Vol.50,P1081-1085,2003.
• 2) 寺脇利信,吉田吾郎,内田基晴,浜口昌巳:瀬戸内海の干潟・藻場の現状と順応的管理,海洋開発論文集,Vol.21,P83-88,2005.
• 3) 矢部徹,石井裕一,天野佳正,立本英機:谷津干潟のグリーンタイドに関する研究,日本陸水学会大73回大会,2008.
• 4) 環境省 第一回環境・生態系保全活動支援制度検討会.資料 3 干潟・藻場の機能.2010.
• 5) 能登谷正浩:海藻類による環境修復,日本藻類学会創立50周年記念出版,92-94,2002.

タイトルに関連する用語 (5件)： 衛星データ ,  アオサ ,  状況 ,  把握 ,  基礎的研究