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J-GLOBAL ID：201702236082792337   整理番号：17A0371963

グルコース検出のための光照射によるMoS_2/グラフェン酸化物ハイブリッドの増強されたペルオキシダーゼ様活性【Powered by NICT】

Enhanced peroxidase-like activity of MoS₂/graphene oxide hybrid with light irradiation for glucose detection

著者 (2件)： Peng Jian (Department of Biomaterials, College of Materials, Xiamen University, Xiamen 361005, China) ,  Weng Jian (Department of Biomaterials, College of Materials, Xiamen University, Xiamen 361005, China)
資料名： Biosensors & Bioelectronics  (Biosensors & Bioelectronics)
巻： 89  号： P1  ページ： 652-658  発行年： 2017年 
JST資料番号： D0173C  ISSN： 0956-5663  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 新規な無酵素模倣体の構築は,バイオセンサの感度を改善するのに非常に重要である。MoS_2とグラフェン酸化物(MoS_2/GO)ハイブリッドの固有ペルオキシダーゼ様活性を実証し,ハイブリッドも高感度でグルコースを検出するために使用されている。ハイブリッドのペルオキシダーゼ様活性は二成分のみ,二成分の混合物及びセイヨウワサビペルオキシダーゼのそれと比較した。結果は,ハイブリッドが最高の触媒活性を持ち,このハイブリッドのMichaelis定数が4.35倍低く,最大反応速度はセイヨウワサビペルオキシダーゼのそれよりも3.34倍高いことを示した。電気化学的技術は,増強機構を調べるために用いた。結果は触媒性能はMoS_2/GOの表面と二成分の相乗的相互作用に及ぼす高速電子移動に起因すると考えられることを示した。第二に,ハイブリッドのペルオキシダーゼ様活性に及ぼす可視光と近赤外光の影響についても検討した。結果はH_2O_2の検出限界は可視光による10nmから2.5nMまで低減できることを示した。第三に,ハイブリッドは,光がある場合とない場合の血清中のグルコースを検出するために使用されている。結果は,ハイブリッドは,血清中のグルコースの検出に対して高い選択性と感度を持ち,グルコースの検出限界は可視光で0.83μMから65nmまで減少することを示した。ハイブリッドは高い感度と選択性を有する血清中のグルコースの検出に適用できる可能性がある。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 近赤外線 ,  触媒活性 ,  相互作用 ,  バイオセンサ ,  検出限界 ,  Michaelis定数 ,  光照射 ,  高感度 ,  血清 ,  反応速度 ,  *ペルオキシダーゼ ,  可視光 ,  セイヨウワサビペルオキシダーゼ ,  ヘキソース ,  アルドース
準シソーラス用語： 電気化学的技術 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： MoS_2 ,  酸化グラフェン ,  ペルオキシダーゼ様 ,  相乗的相互作用 ,  光 ,  グルコース検出

分類 (4件)： バイオアッセイ  (EA03060N) ,  分析機器  (CC02020S) ,  生化学的分析法  (EA03030G) ,  糖質・糖鎖一般  (EB06010I)

物質索引 (1件)： グルコース

タイトルに関連する用語 (6件)： グルコース ,  光照射 ,  グラフェン酸化物 ,  増強 ,  ペルオキシダーゼ ,  活性