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J-GLOBAL ID：201702236101262523   整理番号：17A1201834

フラグメント分子軌道法におけるFock行列の多体展開

Many-body expansion of the Fock matrix in the fragment molecular orbital method

著者 (2件)： Fedorov Dmitri G. (Research Center for Computational Design of Advanced Functional Materials (CD-FMat), National Institute of Advanced Industrial Science and Technology (AIST), 1-1-1 Umezono, Tsukuba, Ibaraki 305-8568, Japan) ,  Kitaura Kazuo (Fukui Institute for Fundamental Chemistry, Kyoto University, Takano-Nishihiraki-cho 34-4, Sakyou-ku, Kyoto 606-8103, Japan)
資料名： Journal of Chemical Physics  (Journal of Chemical Physics)
巻： 147  号： 10  ページ： 104106-104106-17  発行年： 2017年09月14日 
JST資料番号： C0275A  ISSN： 0021-9606  CODEN： JCPSA6  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： フラグメント分子軌道法におけるFock行列の多体展開を,制限されたHartree-Fockおよび密度汎関数理論の原子軌道基底に対する3体項まで導き,フラグメント分子軌道(MO)に基づく展開と比較した。多体補正の物理的性質を,電荷移動の観点から明らかにした。埋込みに交換を加えることによって,フラグメントMO展開の改善を提案した。ポリアラニン,水クラスター,Trp-cage(PDB:1L2Y)とクランビン(PDB:1CRN)蛋白質,ゼオライトクラスタ,Siナノワイヤ,および窒化ホウ素リボンのフラグメント化されていない結果との比較において開発した全ての方法の精度を実証した。金属性の物理的性質について議論し,フラグメントベースの方法でどのような種類の金属系を扱うことができるかを示した。状態密度を,105nmの直径を持つ窒化ホウ素の完全に閉じた,部分的に開いたナノリングについて計算した。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *分子軌道法 ,  *行列 ,  Hartree-Fock法 ,  *展開 ,  密度汎関数法 ,  ポリアラニン ,  植物タンパク質 ,  ゼオライト ,  クラスタ分子 ,  ナノワイヤ ,  窒化ホウ素 ,  金属性 ,  電荷移動 ,  ナノ構造 ,  状態密度 ,  軌道
準シソーラス用語： *フラグメント分子軌道法 ,  *Fock行列 ,  *多体系 ,  クランビン ,  水クラスター ,  ケイ素ナノワイヤ ,  ナノリング ,  原子軌道

分類 (3件)： 原子・分子のクラスタ  (BH09030O) ,  電子構造一般  (BM02010K) ,  巨大分子,高分子  (BH09020D)

タイトルに関連する用語 (3件)： フラグメント分子軌道法 ,  Fock行列 ,  展開