文献
J-GLOBAL ID:201702236135777048   整理番号:17A0567843

散発性胃癌における細胞周期調節因子であるサイクリンD1(CCND1)とサイクリン依存性キナーゼ阻害因子1B(CDKN1B/p27)の予後における重要性

Prognostic Importance of Cell Cycle Regulators Cyclin D1 (CCND1) and Cyclin-Dependent Kinase Inhibitor 1B (CDKN1B/p27) in Sporadic Gastric Cancers
著者 (10件):
資料名:
巻: 2016  ページ: ROMBUNNO.9408190 (WEB ONLY)  発行年: 2016年 
JST資料番号: U7013A  ISSN: 1687-6121  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
背景。胃癌には疾患の経過において注目すべき多様性があることが知られている。腫瘍のステージ,グレードや局在のような臨床的因子は,患者の生存において重要である。体細胞突然変異や遺伝子増幅のような分子的因子も腫瘍の生物学的挙動の基礎となり,予後予測の因子として役立つであろう。目的。この研究の目的は,可能性のある予後マーカー候補を明らかにするために,一群の遺伝子における遺伝子増幅を調べることである。方法。71の遺伝子を含む一群の遺伝子増幅を,コーカサス人の76例の胃癌サンプルにおいてマルチプレックスライゲーション依存プローブ増幅(MLPA)法で調べた。患者の生存と遺伝子増幅の相関をKaplan-Meier法で測定した。結果。2つの細胞周期調節因子,CCND1とCDKN1Bの増幅には,負の予後的役割があった。増幅のある胃癌患者の平均生存日数は,増幅の無い患者と比較して,CCDN1については192日に対し725日(p=0.0012),CDKN1Bについては165日に対し611日(p=0.0098)であった。結論。CCND1とCDKN1Bの遺伝子増幅は,胃癌患者の治療において生存率に基づく患者の層別化のための予後マーカーとして使える可能性のある候補となる。(翻訳著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
腫ようの診断  ,  消化器の腫よう  ,  遺伝的変異 

前のページに戻る