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J-GLOBAL ID:201702236144410676   整理番号:17A0432543

大洋島の沿岸生態系における捕食者である同所性サメ類2種の採餌パターン

Feeding patterns of two sympatric shark predators in coastal ecosystems of an oceanic island
著者 (4件):
資料名:
巻: 74  号:ページ: 216-227  発行年: 2017年02月 
JST資料番号: H0491A  ISSN: 0706-652X  CODEN: CJFSDX  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: カナダ (CAN)  言語: 英語 (EN)
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海洋生態系において大型捕食者は重要な役割を占めているが,その多くの個体群は絶滅の危機に瀕していることから,生態系において彼らが果たしているこの重要な役割も絶滅に瀕していることになる。本研究では,マダカスカル島東方の大洋に位置するレユニオン島の沿岸域において,大型の頂点捕食者であるイタチザメ(Galeocerdo cuvier)とオオメジロザメ(Carcharhinus leucas)の生態系における栄養動態を明らかにした。漁獲されたオオメジロザメ31個体とイタチザメ65個体について,筋肉,全血,胃内容物などを採取し,炭素及び窒素安定同位体分析を行い,個体群レベルと個体レベルでの食性を明らかにした。その結果,本島の両種は,他の地域について調べられた既報に比べて,より強い魚食性かつ自食性を示すことが分かった。必要とする餌が異なる個体から構成されている異質性の強いメジロザメの個体群と比較して,イタチザメは個体間での餌の類似性が高かった。
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分類 (2件):
分類
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魚類  ,  異種生物間相互作用 

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