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J-GLOBAL ID:201702236247958855   整理番号:17A1248586

二酸化鉛アノードによるエンロフロキサシンの電気化学的分解速度論,機構及び毒性評価【Powered by NICT】

Electrochemical degradation of enrofloxacin by lead dioxide anode: Kinetics, mechanism and toxicity evaluation
著者 (6件):
資料名:
巻: 326  ページ: 911-920  発行年: 2017年 
JST資料番号: D0723A  ISSN: 1385-8947  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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本研究では,抗生物質エンロフロキサシン(ENR)の電気化学的分解を,Ti/SnO_2~-Sb/La PbO_2アノードを用いて研究した,これは良好な性能を示した。反応速度に及ぼす,電流密度,pH,無機アニオンとフミン酸(HA)の影響を系統的に調べた。電流密度と初期Cl~ 濃度の増加は,ENRの分解に顕著な影響を与えなかったが,NO_3~ およびHAの存在は阻害を示すことが分かった。全有機炭素除去速度,脱フッ素速度とエネルギーコストは8mA/cm~2の電流密度で,それぞれ,95.1%,95.3%,と2.1Wh/lであった。Vibrio fischeriへのENRの反応生成物の毒性は初めわずかに増加し,その後は時間上の非毒性に減少した。ENR分解の七つの芳香族中間生成物を同定し,ENR分子に異なる構造変化は脱炭酸,-COOHによる-OH基の置換,ピペラジン環上のケトン基の形成,キノロンとピペラジン環の開裂,アミド基の形成,およびピペラジニル基の損失を含んでいた。同定された生成物に基づいて,ヒドロキシルラジカルはピペラジンとキノロン環部分構造を攻撃し,開放する反応機構を提案した。開環後に形成された生成物は,さらにCO_2,H_2O,NO_3~-,及びF~-に酸化され,ENRのほぼ完全な無機化に達した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (3件):
分類
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下水,廃水の化学的処理  ,  電気化学反応  ,  電気化学的操作・装置一般 
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