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J-GLOBAL ID:201702236277370512   整理番号:17A1491567

過去2千年の東シナ海における古津波:大陸棚上の泥堆積物の堆積特性からの展望【Powered by NICT】

Palaeotsunami in the East China Sea for the past two millennia: A perspective from the sedimentary characteristics of mud deposit on the continental shelf
著者 (5件):
資料名:
巻: 452  ページ: 54-64  発行年: 2017年 
JST資料番号: T0885A  ISSN: 1040-6182  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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古津波の研究は,大きな津波は,南シナ海(SCS)で生じ,千年前にXisha諸島を襲った,この領域における津波災害のリスクを示唆していることを明らかにした。しかし,東シナ海(ECS)における古津波についての知識はまだ限られている。本研究では,海洋堆積物コアの粒径配列を解析し,東シナ海過去二年間における津波の歴史を提示した。最初に,ECSへの影響を見るためにSCS津波の数値シミュレーションを行った。結果はM_8.0地震による津波の影響は小さいことを示唆した。堆積物コアでは,その平均粒径分布によると,堆積物は二成分,<57.8μm画分と>57.8μm画分により形成されたコアの約90%および10%あった。<57.8μm画分の粒径配列における最も顕著な変化は時間的にSCS津波と一致しており,これは津波による粗粒の西方への輸送の結果である可能性がある。粒径配列における他の急激な変化は,津波に襲われた層よりも大きな振幅を示し,SCS津波の影響はこの期間に最も顕著であったことを示した。東シナ海は過去二千年紀における大きな津波に襲われていない。完新世後期の前に生じる古津波では,様々な代替指標に基づく多くの研究はその歴史を明らかにするために必要である。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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第四紀  ,  堆積学一般 

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