文献

J-GLOBAL ID：201702236286443202   整理番号：17A0130843

養豚廃水処理のためのハイブリッド地中人工湿地システムの性能

Performance of hybrid subsurface constructed wetland system for piggery wastewater treatment

著者 (9件)： ZHANG X. (Hokkaido Univ., Hokkaido, JPN) ,  INOUE T. (Hokkaido Univ., Hokkaido, JPN) ,  KATO K. (NARO Tohoku Agricultural Res. Center, Iwate, JPN) ,  HARADA J. (Hokkaido Univ., Hokkaido, JPN) ,  IZUMOTO H. (Hokkaido Univ., Hokkaido, JPN) ,  WU D. (Hokkaido Univ., Hokkaido, JPN) ,  SAKURAGI H. (Hokkaido Univ., Hokkaido, JPN) ,  IETSUGU H. (TUSK Co., Ltd, Hokkaido, JPN) ,  SUGAWARA Y. (NARO Hokkaido Agricultural Res. Center, Hokkaido, JPN)
資料名： Water Science & Technology  (Water Science & Technology)
巻： 73  号： 1  ページ： 13-20  発行年： 2016年 
JST資料番号： A0070A  ISSN： 0273-1223  CODEN： WSTED4  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 有機含有量の高い養豚廃水の低温での処理のためのハイブリッド人工湿地(CW)システムの性能を評価した。システムは4つの鉛直流および1つの水平流地中CWからなり,2010~2013年におけるBOD₅,COD,全炭素(TC),全窒素(TN),NH₄⁺-N,全リン(TP),全大腸菌群,懸濁固形物(SS)の平均浄化効率は,それぞれ95±5,91±7,89±8,70±10,84±15,90±6,99±2,93±16%であった。汚染物質除去速度はBOD₅,COD,TN,NH₄⁺-N,TPに対して,それぞれ15±18,49±52,6±4,7±5,1±1g/m²・日であった。BOD₅,COD,NH₄⁺-N,SSの除去効率は運転開始以降毎年改善され,TNとTPの除去も最初の3年間は改善されたが,4年目に若干減少した。システムは温暖と低温の両期間共に良好に作動したが,温暖期により効率的であった。硝酸塩の増加では低いC/N比に関係して脱窒素に必要な炭素の利用性が限られることを示した。

シソーラス用語： *廃水処理 ,  生物学的水処理 ,  *人工湿地 ,  *廃水 ,  性能評価 ,  COD除去 ,  BOD除去 ,  脱窒素 ,  季節的変動 ,  脱リン ,  アンモニア態窒素 ,  年変化
準シソーラス用語： *養豚廃液

分類 (2件)： 下水,廃水の生物学的処理  (SC03060H) ,  農業廃棄物の廃水処理  (FB07020B)

タイトルに関連する用語 (4件)： 養豚 ,  廃水処理 ,  地中 ,  人工湿地