抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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日本における超高層建築物の防災計画の現況と今後の見通しを検討する手がかりとして,1960年代以降の超高層建築物の防災計画の歩みを概観した。日本では,ビル火災の多発期に超高層化が始まったため,当初,冗長性を重視する防災計画が行われたが,その後,火災性状の予測技術の発達を背景に性能的防火設計が普及し,今日に至っている。超高層建築物の防災計画に関する現下の課題として,煙突効果による火災危険の解決や避難困難者の人命安全対策,既存不適格となっている既存超高層建築物の防災対策の検討の必要性など指摘されている。(著者抄録)