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J-GLOBAL ID：201702236312140630   整理番号：17A0182728

研削盤砥石カバーの衝突安全性に関する研究 ステンレス製カバーに対する衝突実験

著者 (6件)： 福井拓哉 (防衛大) ,  佐藤元宣 (防衛大) ,  山田浩之 (防衛大) ,  北嶋孝之 (防衛大) ,  小笠原永久 (防衛大) ,  由井明紀 (防衛大)
資料名： 砥粒加工学会誌  (Abrasive Technology)
巻： 61  号： 2  ページ： 93-98  発行年： 2017年02月01日 
JST資料番号： L0473A  ISSN： 0914-2703  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 研削加工では,高速回転中の砥石が破損すると,砥石片が高速で飛散する。そのため砥石片から作業者や工作機械を保護するための砥石カバーの安全性を考慮する必要がある。国内では研削盤等構造規格(昭和46年労働省告示8号)により,各種砥石カバー材料についての板厚が規定されている。一方,近年では優れた機械的強度および耐蝕性,そして装飾性を備えるステンレス材がカバー材として使用されているが,ステンレス材に対する構造規格は整備されていない。本研究では,ステンレス鋼板(SUS304)に円筒状の一般砥石(WA46O8V)を衝突させる実験を行い,飛翔体の衝突エネルギーとカバー材板厚の関係を検証するとともに,カバー材の破損メカニズムを明らかにする。さらに,実験結果および数値解析により,ステンレス製砥石カバーにおける最小板厚を明らかにし,構造規格提案のための資とする。(著者抄録)

シソーラス用語： *研削盤 ,  *研削砥石 ,  安全性 ,  衝突 ,  ステンレス鋼 ,  破損 ,  労働安全 ,  オーステナイト系ステンレス鋼 ,  *鋼板 ,  衝突試験 ,  板厚 ,  *カバー ,  SUS304 ,  *ステンレス鋼板 ,  *衝突安全性 ,  機械安全
準シソーラス用語： 機械安全性 ,  *砥石カバー

分類 (3件)： 研削  (QC03000R) ,  工場設備管理  (QA01096Q) ,  安全管理  (KB06000D)

引用文献 (10件)：

• 1) ISO 16089:Machine tools-Safety-Stationary grinding machine, (2015), 69.
• 2) 佐藤元宣,由井明紀,北嶋孝之,山田浩之,小笠原永久:研削砥石カバーの安全性に関する研究,2014年度砥粒加工学会学術講演会講演論文集,(2014) , 255.
• 3) A. Yui, M. Sato, H.Yamada, T.Kitajima and N. Ogasawara : Study on wheel guard safety of grinding machine ?Effects of collision energy of abrasive products on cold steel wheel guard damage, J. Jpn. Soc. Abras. Technol., 60, 12(2016)652.
• 4) A. Yui, M. Sato, H.Yamada, T.Kitajima and N. Ogasawara: Study on Protection Performance of Grinding Wheel Safety Guard Made of Stainless Steel, euspen's 16^th International Conference & Exhibition, Nottingham, (2016),497.
• 5) 日本材料科学会編:第8回衝撃工学フォーラム,(2009).

タイトルに関連する用語 (6件)： 研削盤 ,  砥石 ,  衝突安全性 ,  研究 ,  ステンレス ,  衝突実験