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J-GLOBAL ID：201702236344464614   整理番号：17A1163377

選択的胆嚢摘出術は,小児鎌状赤血球症における胆石症の罹患率を減少させる【Powered by NICT】

Elective cholecystectomy reduces morbidity of cholelithiasis in pediatric sickle cell disease

著者 (5件)： Goodwin Emily F. (University of Alabama at Birmingham, Birmingham, Alabama) ,  Partain Paige I. (Mayo Clinic, Rochester, Minnesota) ,  Lebensburger Jeffrey D. (University of Alabama at Birmingham, Birmingham, Alabama) ,  Fineberg Naomi S. (University of Alabama at Birmingham, Birmingham, Alabama) ,  Howard Thomas H. (University of Alabama at Birmingham, Birmingham, Alabama)
資料名： Pediatric Blood & Cancer  (Pediatric Blood & Cancer)
巻： 64  号： 1  ページ： 113-120  発行年： 2017年 
JST資料番号： W2716A  ISSN： 1545-5009  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 背景:胆石症は小児鎌状赤血球病(SCD)における高頻度の合併症である。胆石症の症状を示す小児SCD患者における胆嚢摘出術を行うための標準方法であるが,無症候性患者に対する選択的胆嚢摘出術の使用は議論の余地がある。胆嚢摘出術を施行した胆石症の191名の小児鎌状赤血球患者の手順:記録を後ろ向きにレビューした。患者は以下の通り分類(i)選択的術前無症状,超音波スクリーニングに胆石症,包括的な術前計画(ii)超音波診断,包括的な術前計画に胆石症の症候性術前症状または(iii)急性胆嚢炎症状に対する緊急入院,超音波診断に胆石症,限られた術前準備。術前胆嚢切除術後の入院日,胆嚢摘出術の入院期間,外科的合併症を調べることにより,胆嚢摘出術の罹患率を比較した。SCDを伴う【結果】患者は10年間にわたる191胆嚢摘出を行った:51例の選択的,110,および30。緊急胆嚢摘出術を必要とした患者は,選択的または症候性胆嚢摘出術(7.3 vs 4.3, P<0.001)より長い術後入院期間を有していた。総ビリルビン,アスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ(AST)のためのベースライン値は緊急胆嚢摘出術を必要とする患者で有意に上昇し(P<0.02およびP<0.07)。【結論】はこのこれまでSCDにおける小児胆石症と胆嚢摘出術の最大の報告された遡及的レビューである。これらのデータは,選択的胆嚢摘出術を緊急胆嚢摘出術と関連した罹患率を減少させることを示唆した。症候性および選択的患者の全体的転帰は有利であった。しかし,本研究はこれらの患者のための臨床指標を明らかにする前向き研究の必要性を示した。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： *胆石症 ,  入院期間 ,  超音波診断 ,  *胆嚢切除 ,  アスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ ,  *鎌状赤血球 ,  前向きコホート研究 ,  *子供 ,  患者 ,  入院
準シソーラス用語： 転帰 ,  総ビリルビン ,  術後在院日数 ,  術前準備 ,  急性胆嚢炎 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (3件)： 小児血液学/腫瘍学 ,  鎌状赤血球貧血 ,  手術

分類 (1件)： 消化器疾患の外科療法  (GH05030R)

タイトルに関連する用語 (5件)： 胆嚢摘出術 ,  小児 ,  鎌状赤血球症 ,  胆石症 ,  罹患率