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J-GLOBAL ID:201702236421148640   整理番号:17A0816927

EGRとWEFの組み合わせによる舶用低速機関のNOx低減

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巻: 52  号:ページ: 510-513,v  発行年: 2017年07月01日 
JST資料番号: S0651A  ISSN: 1346-1427  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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筆者ら(川崎重工業所属)は窒素酸化物低減と二酸化炭素低減(燃料消費量低減)を同時に達成するため,排気再循環(EGR),排気再循環用廃水処理(WTS),水エマルジョン燃料供給(WEF),過給機カット(T/C Cut),K-ECOS制御(K-ECOS CS)の各システムで構成される複合低環境負荷システム“K-ECOS”を開発した。そして,大型自動車運搬船に搭載する主機関に“K-ECOS”を装備して陸上試験及び海上試験を実施し,有意な結果を得た。“K-ECOS”を搭載した主機関の陸上試験において,NOx Tier IIIモードではEGRとWEFを使用し,窒素酸化物排出量はE3モードで3.3g/kWhと規制値である3.4g/kWhを満足した。燃料消費率については,標準のTier2機関に相当するBasicモードに比べ,NOx Tier IIIモードでは各負荷において約0.4~0.8g/kWh(約0.2~0.5%)程度の悪化で,Tier 2機関とおおむね同等の燃費が得られた。一般海域用で水エマルジョン燃料を使用し,シーケンシャルターボ制御により低負荷では過給機カットとなるAUTO T/C運転モードと,従来通り純燃料を使用し常に過給機2台運転となるBasic運転モードの燃料消費率比較を行った。燃料消費率の差は60%負荷で最大となり,AUTO T/CモードはBasicモードよりも4.8%燃料消費率が改善された。就航中の各システムは概ね陸上試験及び海上試験に沿つた性能が得られ,主要機器の状態も問題ないが,一方で当初想定していなかったエアクーラ凝結水の後段への飛散,WTSスラッジ系統配管の閉塞が発生したが解決された。
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