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J-GLOBAL ID:201702236421846252   整理番号:17A0225515

イランのSistan地方及びKhuzestan州における砂塵嵐の鉱物学と地球化学的性質

Mineralogy and geochemical properties of dust storm in Sistan region and Khuzestan Province, Iran
著者 (8件):
資料名:
号: 31  ページ: 169-176  発行年: 2017年02月 
JST資料番号: L6028A  ISSN: 1880-6864  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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近年,西の隣国からくる砂塵嵐が劇的に増加し,イランの西部及び東部に影響を与えている。この現象はたくさんの環境問題及び社会経済的問題を引き起こしている。Sistanは広範な風食作用がある南東イランに位置する地方である。Sistanからの浮遊粉塵及び土壌ダスト試料のX線回折(XRD)分析により,主成分は石英(30~40%),方解石(18~23%),白雲母(10~17%)斜長石(9~12%),緑泥石(~6%),ガン火輝石(~3%)であり,微少成分として苦灰石,微斜長石,岩塩が含まれることが分かった。すべての試料の蛍光X線(XRF)分析からは,浮遊粉塵及び土壌ダストの中の最も重要な酸化物成分はSiO2,CaO,Al2O3,Na2O,MgO及びFe2O3であることが分かった。しかしながら,Khuzestan州は砂漠のある南西イランに位置している。Khuzestanからの試料のXRD分析からは,これらの粉塵粒子の鉱物学的成分は三グループ,すなわち(1)炭酸塩グループ(方解石鉱物),(2)ケイ酸塩グループ(石英鉱物),(3)粘土グループ(カオリン鉱物)に分けることが可能である。最も重要な微少相は石膏である。SEMによる研究からは,これらの粒子は球形,でこぼこ,角柱,ひし形の形状であることが分かった。XRFおよびICP分析からは,浮遊粉塵中の最重要成分はSiO2,Al2O3,Fe2O3,CaO及びMgOであることが分かった。本研究は,イランの西部及び東部の州における砂塵嵐の源を見つけるため,風食に及ぼす地質の影響を見つけるために役立ち得る。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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粒状物調査測定 

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