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J-GLOBAL ID：201702236460296587   整理番号：17A1279047

分離したフラビンアデニンジヌクレオチドモノアニオンの光誘起プロトン結合電子移動と解離【Powered by NICT】

Photo-induced proton-coupled electron transfer and dissociation of isolated flavin adenine dinucleotide mono-anions

著者 (1件)： Stockett Mark H. (Stockholm University Department of Physics, Stockholm, Sweden. [e-mail])
資料名： Physical Chemistry Chemical Physics  (Physical Chemistry Chemical Physics)
巻： 19  号： 38  ページ： 25829-25833  発行年： 2017年 
JST資料番号： A0271C  ISSN： 1463-9076  CODEN： PPCPFQ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 真空中の孤立したフラビンアデニンジヌクレオチド(FAD)一価陰イオンの固有光吸収スペクトルと光解離経路が光誘起解離(PID)作用分光法を用いてプローブした。主光生成物は,ルミクロームおよびホルミルメチルフラビンである。証拠は,これらの生成物を導く解離経路である励起状態寿命の間に起こるすなわち非統計を提示した。これは,水溶液中の光誘起電子移動によるフラビン励起状態の超高速消光を可能にする,アデニンおよびアロキサジン発色団の積層は,真空中で阻害されることを示唆した。これらの結果は,フラビンのルミクローム形成は光誘起,分子内プロトン共役電子移動を介して進行することを確かな実験的確認を示した。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】

シソーラス用語： 電子移動 ,  *プロトン化 ,  *光解離 ,  光吸収スペクトル ,  ビタミンB群 ,  生物色素 ,  窒素複素環化合物 ,  ケトン ,  ラクタム ,  ウレア化合物 ,  アルコール ,  アデニンヌクレオチド ,  芳香族縮合化合物 ,  ジヌクレオチド
準シソーラス用語： フラビン ,  プロトン共役電子移動

分類 (2件)： 酸塩基平衡  (CB04020D) ,  光化学一般  (CB08010U)

物質索引 (6件)： アデニン ,  アロキサン ,  フラビンアデニンジヌクレオタイド ,  ルミクローム ,  ルミフラビン ,  ホルミルメチルフラビン

タイトルに関連する用語 (4件)： 光誘起 ,  プロトン ,  電子移動 ,  解離