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J-GLOBAL ID：201702236478075158   整理番号：17A1122309

DFT枠組内でのIRC計算を用いた各種反応経路による2-ヒドロキシベンズアルデヒドからのベンゼンの生成【Powered by NICT】

Production of Benzene from 2-Hydroxybenzaldehyde by Various Reaction Paths using IRC Calculations within a DFT framework

著者 (2件)： Verma Anand M. (Department of Chemical Engineering, IIT Guwahati, Assam, India -, 781039.) ,  Kishore Nanda (Department of Chemical Engineering, IIT Guwahati, Assam, India -, 781039.)
資料名： Chemistryselect  (Chemistryselect)
巻： 2  号： 4  ページ： 1556-1564  発行年： 2017年 
JST資料番号： W2528A  ISSN： 2365-6549  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： リグノセルロース系バイオマスの熱分解から生成したバイオ油は酸,アルコール,アルデヒド,フラン,フェノール類などのようないくつかのオキシカタログで構成されている。バイオオイル中のオキシ汎関数は,バイオオイルの品質をvitiate,未処理バイオ油は輸送車両に直接使用できない。本研究では,2-ヒドロキシベンズアルデヒド(2 HB)は,バイオ油モデル成分として採取し,フェノール,ベンズアルデヒド,などのベンゼンおよび他の重要な中間生成物を生成する七つの反応経路を行った。最初の反応経路は2-HBのホルミル基ベンゼン成分を生成するさらにフェノールを生成するために続いて一段階水素化反応の開裂に関するものである。反応経路2は水素移動反応とそれに続くホルミル基の開裂によるもので,反応経路3は2-ヒドロキシベンズアルデヒドの脱カルボニル反応フェノール成分を生成した。反応経路4はフェノールを生成するC_aromatic CHOシグマ結合とそれに続くホルミル基の除去による芳香族炭素での単一原子水素化であった。同様に,反応経路5はC_aromatic OHシグマ結合とそれに続くヒドロキシル基除去の芳香族炭素での単一原子水素化から始まるベンズアルデヒド成分を生成した。反応経路6はホルミル基とそれに続くCO除去の脱水素反応とフェノールを生成する単一段階水素化であった。反応経路7は直接ベンゼンを生成する二サブ経路に従い,ベンズアルデヒドを生成するヒドロキシル官能とそれに続く水素化反応により開裂する。水酸基とホルミル汎関数の直接開裂は好都合ではないそれらは非常に多量のエネルギーを必要とする。代わりに,C_aromatic X(X=~OHまたは~CHO)とそれに続くオキシ機能除去の芳香族炭素への単一原子水素化は有利な反応経路であることが分かった。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 熱分解 ,  反応中間体 ,  *反応経路 ,  脱カルボニル ,  ホルミル基 ,  フェノール類 ,  アルコール ,  水素化 ,  *アルデヒド ,  水素移動 ,  芳香族アルデヒド ,  芳香族炭化水素
準シソーラス用語： バイオオイル , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： バイオオイル ,  B3LYP ,  密度汎関数理論 ,  固有反応座標計算 ,  o-ヒドロキシベンズアルデヒド

分類 (1件)： 生物燃料及び廃棄物燃料  (LB02020Y)

物質索引 (3件)： ベンズアルデヒド ,  フェノール ,  ベンゼン

タイトルに関連する用語 (5件)： DFT ,  枠組 ,  計算 ,  反応経路 ,  ベンゼン