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J-GLOBAL ID：201702236527224438   整理番号：17A0453192

有機-無機ナノ複合材料に基づく低電力ガスセンサの設計,製作と特性化【Powered by NICT】

Design, fabrication, and characterization of low-power gas sensors based on organic-inorganic nano-composite

著者 (5件)： Abu-Hani Ayah F.S. (Department of Electrical Engineering, UAE University, Al Ain, United Arab Emirates) ,  Awwad Falah (Department of Electrical Engineering, UAE University, Al Ain, United Arab Emirates) ,  Greish Yaser E. (Department of Chemistry, UAE University, Al Ain, United Arab Emirates) ,  Ayesh Ahmad I. (Department of Mathematics, Statistics and Physics, Qatar University, Doha, Qatar) ,  Mahmoud Saleh T. (Department of Physics, UAE University, Al Ain, United Arab Emirates)
資料名： Organic Electronics  (Organic Electronics)
巻： 42  ページ： 284-292  発行年： 2017年 
JST資料番号： W1352A  ISSN： 1566-1199  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 有機高分子膜中に埋め込まれた酸化タングステン(WO_3)ナノ粒子(NP)に基づく低電力と選択的H_2Sガスセンサを本研究で提示した。WO_3NPはゾル-ゲル法を用いて合成した。ポリビニルアルコール(PVA)とイオン液体(IL)から成る高分子溶液はWO_3NPをドープした。ドープ溶液は,柔軟な膜(厚さ200μm)を得るために鋳造した。センサ(PVA IL WO_3NP膜)を異なる動作温度で電流応答信号を測定することによってそれらのガス検知性能を調べた。結果はすべてのセンサのためのH_2Sガスに対して最良の応答が80°Cで得られ,合理的な応答は20°Cの低い動作温度で注目されたことを明らかにした。結果として,センサの加熱に消費される電力は約89%減少した。センサの検出限界は10ppmであり,結果は19.1±3.4sの速い応答を示した。さらに,これらのセンサは優れた再現性と安定性を示し,H_2Sに対して選択性であることを同定した。前述の品質に加えて,センサーは,製造,柔軟性,低コストの容易さによって特性化した。全てのこれらの特性のために,これらのセンサは有害H_2Sガスセンシング応用のための有望な材料であることを確認した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 再現性 ,  ドーピング ,  *キャラクタリゼーション ,  ゾル-ゲル法 ,  *ナノ複合材料 ,  *センサ ,  *電力 ,  イオン液体 ,  *ガスセンサ ,  酸化タングステン ,  検出限界 ,  高分子溶液 ,  ナノ粒子
準シソーラス用語： 動作温度 ,  *低電力化 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (3件)： H_2Sセンサ ,  WO_3ナノ粒子 ,  有機重合体

分類 (1件)： 太陽電池  (NC03084O)

タイトルに関連する用語 (6件)： ナノ複合材料 ,  低電力 ,  ガスセンサ ,  設計 ,  製作 ,  特性化