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J-GLOBAL ID：201702236558299229   整理番号：17A1217592

Mg Zn Sr合金を用いた直接培養ヒト内皮細胞の細胞適合性と初期炎症反応【Powered by NICT】

Cytocompatibility and early inflammatory response of human endothelial cells in direct culture with Mg-Zn-Sr alloys

著者 (12件)： Cipriano Aaron F. (Department of Bioengineering, University of California, Riverside, CA 92521, USA) ,  Cipriano Aaron F. (Materials Science & Engineering Program, University of California, Riverside, CA 92521, USA) ,  Sallee Amy (Department of Bioengineering, University of California, Riverside, CA 92521, USA) ,  Tayoba Myla (Department of Bioengineering, University of California, Riverside, CA 92521, USA) ,  Cortez Alcaraz Mayra C. (Department of Bioengineering, University of California, Riverside, CA 92521, USA) ,  Lin Alan (Department of Bioengineering, University of California, Riverside, CA 92521, USA) ,  Guan Ren-Guo (School of Materials and Metallurgy, Northeastern University, Shenyang 110004, China) ,  Zhao Zhan-Yong (School of Materials and Metallurgy, Northeastern University, Shenyang 110004, China) ,  Liu Huinan (Department of Bioengineering, University of California, Riverside, CA 92521, USA) ,  Liu Huinan (Materials Science & Engineering Program, University of California, Riverside, CA 92521, USA) ,  Liu Huinan (Stem Cell Center, University of California, Riverside, CA 92521, USA) ,  Liu Huinan (Cell, Molecular and Developmental Biology Program, University of California, Riverside, CA 92521, USA)
資料名： Acta Biomaterialia  (Acta Biomaterialia)
巻： 48  ページ： 499-520  発行年： 2017年 
JST資料番号： W3136A  ISSN： 1742-7061  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 結晶Mg亜鉛(Zn)-ストロンチウム(Sr)三元合金は,人体中に天然に存在する元素から構成され,種々の生体医療応用のための魅力的な機械的性質および生分解性を提供する。本研究の第一の目的は,in vitroでヒト臍帯静脈内皮細胞(HUVEC)を直接培養における四Mg4Zn xSr合金(0.15,0.5%,1.0%,1.5wt%;それぞれZSr41A,B,CおよびDと命名)の分解と細胞適合性を調べることであった。第二の目的は,血管細胞接着分子-1(VCAM 1)の誘導により示されるように培養H UVECにおける初期炎症反応を初めて調べることであった。結果は%比~1.5でZn/Srのβ相を含むZSr41合金の24時間in vitro分解したat%~1Zn/SrとZSr41合金よりも有意に速いことを示した。さらに,直接培養ではなく24時間までZSr41合金との直接接触でHUVECの付着密度は合金の劣化によって悪影響を受けなかった。重要なことは,アルカリ性pHが9まで調整された意図的に27.6mMまでMg~2+イオンも媒体を添加しない培養培地は,HUVEC応答に及ぼす検出可能な有害効果を誘導した。とは対照的に,ZSr41D合金の分解から有意に高かったが,非細胞毒性,Zn~2+イオン濃度は培養H UVEC上に最初に高いVCAM-1発現の原因と考えられた。最後に,HUVEC ZSr41界面の分析は,試料表面,高い局所アルカリ度,表面トポグラフィーの変化,および/または表面組成のいずれかによる可能性が最も高い上に直接ほぼ完全欠如細胞接着を示した。本研究で用いた直接培養方法は,in vitroでZn含有Mg基生体材料の設計的側面を研究するための有用なツールとして提案した,血管デバイス応用のためのMg合金の現在の欠点の解決を行う解法を設計した。生分解性インプラント応用のために特に設計したマグネシウム(Mg)合金は2000年代初期から生物医学研究の焦点となっている。Mg合金の物理化学的性質はこれらの金属バイオマテリアル整形外科および心臓血管応用における一時的な生分解性インプラントのための優れた候補にしている。Mg合金は生物医学的応用のために研究され続けているので,Mg基材料または合金元素は慢性炎症や異物反応をもたらす細胞-生体材料相互作用を回避しながらインプラント統合を改善する免疫応答を指示する固有の能力を持つかどうかを理解する必要がある。本研究では,Zn含有Mg合金の分解生成物により誘導される内皮細胞のin vitroでの一過性の炎症性活性化を初めて調べるために直接培養法を利用した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： マグネシウム合金 ,  機械的性質 ,  *マグネシウム ,  *炎症 ,  微生物分解性 ,  *培養 ,  相互作用 ,  細胞接着 ,  細胞毒性 ,  in vitro実験 ,  *ヒト ,  血管 ,  *亜鉛
準シソーラス用語： 生体材料 ,  *細胞適合性 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： 生分解性マグネシウム亜鉛ストロンチウム合金 ,  Mg Zn Sr合金 ,  ヒトさい静脈内皮細胞(HUVEC) ,  血管細胞接着分子-1(VCAM 1)の誘導 ,  初期炎症反応 ,  生物医学インプラント

分類 (2件)： 細胞生理一般  (EF02010S) ,  抗腫よう薬の基礎研究  (GW16010A)

タイトルに関連する用語 (9件)： Mg ,  Zn ,  Sr合金 ,  培養 ,  ヒト ,  内皮細胞 ,  細胞適合性 ,  初期 ,  炎症反応