文献

J-GLOBAL ID：201702236568877111   整理番号：17A0984555

リチウムイオン電池用三次元網目構造Si/Cアノード

A three-dimensional network structure Si/C anode for Li-ion batteries

著者 (8件)： JIANG Ying (Beijing Inst. Technol., Beijing, CHN) ,  CHEN Shi (Beijing Inst. Technol., Beijing, CHN) ,  MU Daobin (Beijing Inst. Technol., Beijing, CHN) ,  WU Borong (Beijing Inst. Technol., Beijing, CHN) ,  WU Borong (Collaborative Innovation Center of Electric Vehicles in Beijing, Beijing, CHN) ,  LIU Qi (Beijing Inst. Technol., Beijing, CHN) ,  ZHAO Zhikun (Beijing Inst. Technol., Beijing, CHN) ,  WU Feng (Beijing Inst. Technol., Beijing, CHN)
資料名： Journal of Materials Science  (Journal of Materials Science)
巻： 52  号： 18  ページ： 10950-10958  発行年： 2017年09月 
JST資料番号： B0722A  ISSN： 0022-2461  CODEN： JMTSAS  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： リチウムイオン電池アノードとしてSiは理論容量が非常に大きいが脱リチウムに伴う体積変化による粒粉砕と固体電解質界面膜の過度な成長が問題とされている。そこでゼラチン-ポリビニルアルコール(PVA)を炭素源に使用し環境に優しいSi電極を製造した。部分的にN-ドープした炭素を骨格としてSi粒子を埋め込んだ三次元網目構造が得られた。大きな孔を有する三次元炭素網目構造は電解質浸透とリチウムイオン輸送に有益で,Siアノードのレート性能を改善した。Si粒子上の共形炭素被覆層はSiと電解質との直接的な接触を回避するだけでなく,Siの体積膨張緩和にも役立った。これによりSiアノードの充放電性能が向上し,100サイクル後に0.4A/gで830mAh/gと3.2A/gで521mAh/gの可逆容量を示した。

シソーラス用語： リチウムイオン電池 ,  三次元 ,  ネットワーク構造 ,  *ケイ素 ,  炭素 ,  *アノード ,  リチウム ,  粉砕 ,  固体電解質 ,  境界層 ,  ゼラチン ,  ポリビニルアルコール ,  設計 ,  環境保全 ,  ドーピング ,  窒素 ,  イオン輸送 ,  被覆層 ,  膨張 ,  充放電サイクル ,  電池容量 ,  *電極材料 ,  微粒子 ,  脱金属
準シソーラス用語： ケイ素電極 ,  可逆容量 ,  界面層 ,  環境に優しい設計 ,  三次元構造 ,  体積膨張 ,  脱リチウム ,  窒素ドープ

分類 (1件)： 二次電池  (YB04030K)

タイトルに関連する用語 (4件)： リチウムイオン電池 ,  三次元網目構造 ,  Si ,  アノード