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J-GLOBAL ID：201702236587640009   整理番号：17A0986512

GC×GCによる生物媒体及びパッシブサンプラー相中の非極性化学物質の分配と拡散特性の予測

Predicting Partitioning and Diffusion Properties of Nonpolar Chemicals in Biotic Media and Passive Sampler Phases by GC × GC

著者 (4件)： NABI Deedar (Ecole Polytechnique Federale de Lausanne (EPFL), Lausanne, CHE) ,  NABI Deedar (Bigelow Lab. for Ocean Sci., Maine, USA) ,  AREY J. Samuel (Ecole Polytechnique Federale de Lausanne (EPFL), Lausanne, CHE) ,  AREY J. Samuel (Swiss Federal Inst. of Aquatic Sci. and Technol., Duebendorf, CHE)
資料名： Environmental Science & Technology  (Environmental Science & Technology)
巻： 51  号： 5  ページ： 3001-3011  発行年： 2017年03月07日 
JST資料番号： B0839A  ISSN： 0013-936X  CODEN： ESTHA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 複雑な汚染物質混合体が環境排出された場合,各種の化合物が固有の動態を同時に提示するため,そのバイオアベイラビリティ,生物動力学及び毒性の評価は極めて困難となる。仮に組成が明らかになった場合でも,生体内蓄積性,バイオアベイラビリティ,毒性などを基準とした各個成分の類型化は実行不可能である。本研究では,包括的2次元ガスクロマトグラフィー(GC×GC)を,非極性化合物に適用し,保持時間を鍵に,バイオアベイラビリティ,生物動力学及び無脊椎動物や小型魚類に対する基準毒性のモデル化に要する物理的性質の評価経路を解明し,以上の諸指標の予測可能性を提示した。保持時間を適用して,非極性物質の特性26項のうち生物質媒体及びパッシブサンプラ相に対する分配係数,水中基準毒性及び関連拡散係数の予測を行った。脂質,血清,筋肉蛋白,各種高分子など多様な生物媒体およびパッシブサンプラー相の分配係数,水中基準毒性,関連拡散係数を検分して,文献値などにより検証した。結果を総括して,本手法の非極性化学物質有害性リスク・スクリーニングへの有用性を明らかにした。

シソーラス用語： 分析 ,  生体試料 ,  試料採取器 ,  *無極性分子 ,  化学物質 ,  評価 ,  生体内蓄積 ,  バイオアベイラビリティ ,  動力学 ,  ガスクロマトグラフィー ,  保持時間 ,  分配係数 ,  拡散係数 ,  スクリーニング ,  リスク分析
準シソーラス用語： 環境分析 ,  生物試料 ,  パッシブサンプラ ,  *毒性評価 ,  生物動力学 ,  *包括的二次元ガスクロマトグラフィー

分類 (4件)： 外生物質の生物影響一般  (EE05010K) ,  汚染原因物質一般  (SB05010P) ,  水質調査測定一般  (SB02060X) ,  化学物質の毒性一般  (GZ02010C)

タイトルに関連する用語 (8件)： 生物 ,  媒体 ,  パッシブサンプラー ,  非極性 ,  化学物質 ,  分配 ,  拡散 ,  予測