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J-GLOBAL ID:201702236589580615   整理番号:17A0191803

Ge検出器-γ線スペクトロメトリーによる玄米認証標準物質中134Cs, 137Cs及び40Kの分析-第1部 放射能濃度の定量-

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資料名:
巻: 65  号: 11  ページ: 645-655(J-STAGE)  発行年: 2016年 
JST資料番号: F0008A  ISSN: 0525-1931  CODEN: BNSKAK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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Ge検出器-γ線スペクトロメトリーにより,日本分析化学会が作製した玄米CRM中134Cs, 137Cs及び40Kの放射能濃度を定量した.放射能濃度定量は,分析核種の標準線源と比較する単純比較法,及び混合核種標準線源の測定によって得られるγ線ピーク効率曲線を使用する効率曲線法によって行った.効率曲線法で問題になる134Csのカスケードγ線のサム効果は,同効果がないγ線を測定して作成したP/T比曲線と,γ線スペクトル解析プログラムによって補正した.試料と標準線源のγ線自己吸収補正係数を実験と計算によって評価した結果,その違いは1% 以下であった.単純比較法と効率曲線法による134Cs, 137Cs及び40Kの放射能濃度定量結果は4% 以内で一致し,玄米CRMの認証値ともそれぞれの不確かさの範囲内で一致した.しかし,使用したサム効果補正法では,134Csの計数損失補正が4.5% 不足することが分かった.このため,効率曲線法による134Csの定量結果は,単純比較法のものよりも4% 低い.(著者抄録)
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分類 (1件):
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線量計測・計測器 
引用文献 (17件):
  • 1) 米沢仲四郎,松江秀明,宮本ユタカ,鈴木大輔,安田健一郎,伊奈川潤,齋藤陽子共訳 : "実用ガンマ線測定ハンドブック", (2002), (日刊工業新聞社); Gordon Gilmore, John D. Hemingway : "Practical Gamma-Ray Spectrometry", (1995), (John Wiley & Sons).
  • 2) 文部科学省 : 放射能測定法シリーズ7,"ゲルマニウム半導体検出器によるガンマ線スペクトロメトリー", 平成4年改訂版,(1992).
  • 3) K. M. Wainio, G. F. Knoll : Nucl. Instr. Meth., 44, 213 (1966).
  • 4) T. Nakamura : Nucl. Instr. Meth., 131, 521 (1975).
  • 5) R. G. Helmer, J. C. Hardy, V. E. Iacob, M. Sanchez-Vega, R. G. Neilson, J. Nelson : Nucl. Instr. Meth. Phys. Res., A511, 360 (2003).
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