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J-GLOBAL ID:201702236617373071   整理番号:17A2000093

血小板インテグリンα2bβ3発現と放出の酸化ストレス誘導変調は連続流左心室補助装置により支持された心不全患者における大出血のリスクを予測する可能性がある【Powered by NICT】

Oxidative stress induced modulation of platelet integrin α2bβ3 expression and shedding may predict the risk of major bleeding in heart failure patients supported by continuous flow left ventricular assist devices
著者 (11件):
資料名:
巻: 158  ページ: 140-148  発行年: 2017年 
JST資料番号: B0585B  ISSN: 0049-3848  CODEN: THBRAA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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酸化ストレスと血小板インテグリンα2bβ3は止血と血栓症の過程で重要な役割を果たしている。デバイス誘導患者特異的酸化ストレスとインテグリンα2bβ3放出は定常流型左室補助装置(CF LVADs)によって支持された心不全(HF)患者における主要な出血性合併症(MBC)と関連している可能性があると仮定した。CF-LVADと15人の健康なボランティアを注入した47人の患者を対象とした。十四人の患者は移植後1か月以内にMBC(抽気群)を開発したが,他は非抽気群(n=33)を考慮した。酸化ストレスは血小板における活性酸素種(ROS),スーパーオキシドジスムターゼ(SOD)活性,総抗酸化能(TAC)と酸化低密度リポ蛋白質(oxLDL)を測定することにより評価した。α2bβ3の評価は,フローサイトメトリーとELISAを用いて行った。酸化ストレスとα2bβ3放出(減少した表面発現とより高い血しょう中濃度)のバイオマーカーは,健常ボランティアと比較してCF-LVAD移植前に全てのHF患者における既存の条件であることが分かった。ROSとoxLDLの有意に高いレベルSODとTACの同時減少α2bβ3放出はCF-LVAD移植後非抽気群と比較して一時的に抽気群で観察された。α2bβ3の間に有意に強い関連性と酸化ストレスのバイオマーカーが観察された;CF-LVAD移植後のMBCをもたらす血小板インテグリン放出における酸化ストレスの潜在的役割を示唆した。さらに,受信者動作特性(ROC)解析はインテグリンα2bβ3放出からMBCデータの尤度はCF-LVAD患者におけるMBCの予測力を持っていたことを示した。酸化ストレスはα2bβ3放出と血小板機能異常を加速する潜在的役割を果たしており,CF-LVAD患者におけるMBCをもたらす可能性がある。インテグリンα2bβ3放出はCF-LVAD患者における出血リスク層別化に使用できるだろう。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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生体代行装置  ,  循環系疾患の外科療法 
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