抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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本稿では,ネットワークエッジ機能の仮想化を考慮した光集線網の最適設計について検討する。ネットワーク仮想化技術の進展により,ネットワークエッジ機能を仮想化し,汎用サーバ上の仮想化機能(VNF)として実現することが可能となりつつある。ネットワークエッジ機能の仮想化により需要に応じてネットワーク資源を割り当てることが可能となるため,ネットワーク資源利用の効率化や予期しないトラヒック需要変動への耐性を高めることができる。これまでにVNF配置を考慮したネットワーク設計手法については数多くの研究がなされているが,DBA(dynamic bandwitdth allocation)による波長パスの共用など光集線網特有の条件を考慮した設計手法については検討されていなかった。そこで本稿では,VNF配置を考慮した光集線網の最適設計手法を提案する。数値実験により有効性を評価し。提案手法によりネットワークコストを約15%,最大サーバ負荷を約63%削減が可能なことが分かった。(著者抄録)