文献
J-GLOBAL ID:201702236656898075   整理番号:17A0996585

サーファクチン負荷ポリビニルアルコール(PVA)ナノファイバーはポリスチレンへのリステリア菌の接着を変化させる【Powered by NICT】

Surfactin-loaded polyvinyl alcohol (PVA) nanofibers alters adhesion of Listeria monocytogenes to polystyrene
著者 (4件):
資料名:
巻: 77  ページ: 27-33  発行年: 2017年 
JST資料番号: W0574A  ISSN: 0928-4931  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
サーファクチン負荷ポリビニルアルコール(PVA)ナノファイバーを重力エレクトロスピニングを用いて紡糸した。走査電子顕微鏡(SEM)画像は,サーファクチンで紡糸したナノ繊維はビード形成がなく,直径が均一であることを示した。平均ナノファイバー直径はサーファクチン(0.5%,1.0%および1.5%,w/v)のレベルを増加させPVA(10%, w/v)に減少した(273±39nm,259±39nmと217±33nm)であった。10%(w/v)PVAは平均繊維直径303±33nmであった。原子間力顕微鏡(A FM)分析は,サーファクチンで紡糸した繊維は,PVA繊維として滑らかではないことを示した。サーファクチン負荷ナノファイバー(0.5%:19.0nm,1.0%:20.4nmと1.5%:20.7nm)で推測された表面平均粗さ(S a)はPVA(10%:15.8nm)と比較して高かった。走査透過電子顕微鏡(STEM)をPVAとサーファクチン負荷PVAナノ繊維間のマトリックスの相違を示さなかった。Fourier変換赤外(FTIR)顕微鏡法は,PVAにおけるサーファクチンの均一な分布を明らかにした。示差走査熱量測定(DSC)分析に基づいて,サーファクチンは紡糸中のPVAの結晶化度を減少させた。抗微生物活性はメチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)株Xen30,リステリア菌EDGE,Escherichia coli Xen14,およびPseudomonas aeruginosa PA01に対する検出されなかった。しかし,対照(OD_595:0.022±0.002)と比較してサーファクチン負荷ナノファイバーの存在下でポリスチレンへのリステリア菌の接着は有意に減少した(OD_595:0.012±0.001),これらのナノファイバーは生物膜形成及び二次感染を防ぐために創傷被覆材や補綴デバイスの被覆に用いることができることを示唆した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
医用素材  ,  高分子の物性一般 
物質索引 (1件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る