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J-GLOBAL ID：201702236676615305   整理番号：17A0639854

海外の地下鉄建設 礫地盤対応泥土圧シールドの塑性流動状態管理手法を確立し施工効率を大幅に改善-台北地下鉄環状線CF640工区,桃園地下鉄空港線CU02A工区-

Dramatic Improvements to Construction Efficiency through Development of Management Method for Plastic Flowability for Shield TBMs Corresponding to Gravel-CF640 of Taipei Metro Circular Line Project, and CU02A of Taoyuan Airport MRT Project-

著者 (1件)： 坂田泰章 (奥村組)
資料名： トンネルと地下  (日本トンネル技術協会誌)
巻： 48  号： 6  ページ： 457-466  発行年： 2017年06月01日 
JST資料番号： S0644A  ISSN： 0285-631X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 泥土圧シールド工法による地下鉄工事において,排土温度とカッタビット温度監視により泥土の塑性流動性と礫地盤掘削効率を維持できる技術を開発した。掘削時のカッタ回転エネルギー,ビット・排土温度上昇,泥土の塑性流動状態などの相関性を追求し管理システムを構築した。排土温度上昇に即応した加泥注入率の調整で塑性流動状態を保持できることも確認した。ビット温度による切羽面の温度分布をコンター図で可視化できるシステムも開発した。このシステムにより,掘進速度,カッタトルク,ビット摩耗量が大幅に改善された。

シソーラス用語： 台湾 ,  *シールド工法 ,  トンネル掘削 ,  泥土 ,  *カッタビット ,  *温度測定 ,  塑性 ,  流動性 ,  礫質土 ,  切羽 ,  可視化 ,  捨土 ,  監視 ,  温度分布
準シソーラス用語： 温度監視 ,  台北市 ,  泥土圧シールド工法

分類 (1件)： トンネル工事  (RC05031E)

引用文献 (2件)：

• 足立紀尚・小山幸則・加島豊・須賀武・高田正治・木村宏:土圧式シールド工法 その理論と応用, 鹿島出版会, pp.ii, 23, 37-38, 69-71, 86, 2009.
• E.G. Thomsen, J.T. Lapsley and R.C. Grassi:金属切削間工作物によって吸収される変形仕事, 日本機械学会誌, Vol.75, No.4, pp.591-603, 1953.

タイトルに関連する用語 (9件)： 地下鉄 ,  建設 ,  礫 ,  地盤 ,  泥土圧シールド ,  塑性流動 ,  手法 ,  施工効率 ,  台北