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J-GLOBAL ID:201702236698846300   整理番号:17A0381996

ジヒドロフランのオゾン分解からの二次有機エアロゾル形成

Formation of secondary organic aerosols from the ozonolysis of dihydrofurans
著者 (5件):
資料名:
巻: 17  号:ページ: 2347-2357 (WEB ONLY)  発行年: 2017年02月 
JST資料番号: U7039A  ISSN: 1680-7316  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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本稿では,二次有機エアロゾルの形成につながる2,5-ジヒドロフラン,2,3-ジヒドロフランのオゾン分解と反応条件の研究結果を報告した。反応は,大気圧と室温で合成空気混合物で満たしたテフロンチャンバで行った。オゾン分解は,SO2存在下でのみ粒子形成した。相対湿度の0から40%への上昇は,2,5-ジヒドロフランの場合には,二次有機エアロゾル形成に何ら影響しなかったが,2,3-ジヒドロフランのオゾン分解からの場合,粒子数と粒子質量濃度が低下した。2,3-ジヒドロフランCriegee中間体での水のSO2に対する速度定数比を様々な相対湿度での実験による二次有機エアロゾル(SOA)収率から求め,kx(x=H2O)/ky(y=SO2=(9.8±3.7)x10-5であった。実験結果は,他のCriegee中間体-SO2反応について報告されたデータとは対照的に,SO3が新しい粒子の形成ないし成長に関わる唯一の中間体では無いことを示した。調べた反応について,SO2濃度は,凝結生成物の生成で触媒のように挙動し,実験の間一定であった。コンピュータ計算は,2,5-ジヒドロフランと2,3-ジヒドロフランのいずれのオゾン分解反応からの安定なCriegee中間体がSO2と反応し,SO2の再生と低揮発性の有機酸の生成をもたらすことを示した。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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対流圏・成層圏の地球化学  ,  粒状物調査測定 
タイトルに関連する用語 (2件):
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