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J-GLOBAL ID:201702236879720389   整理番号:17A1447748

細胞病理学による未分化癌と診断された甲状腺の非定型腺腫【Powered by NICT】

Atypical adenoma of the thyroid diagnosed as anaplastic cancer by cytopathology
著者 (9件):
資料名:
巻: 45  号: 10  ページ: 928-933  発行年: 2017年 
JST資料番号: W2550A  ISSN: 8755-1039  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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甲状腺の非定型腺腫は腫瘍の稀な型である,外科的切除前の正確な診断は困難である組織学的および病理学的形態は未分化甲状腺癌(ATC)と非常に類似し,その未分化転化は解明されていない。未分化癌とFNACにより繰り返し診断甲状腺峡部結節を有する75歳女性の症例を報告した。第一および第二FNAC試料スライドは,不規則な膜,クロマチン塊と明確な核小体を有する大型,多形核から成る散乱または凝集した異型細胞の大きな数を示した。外科標本の形態は未分化癌のそれと類似のものであり,正常卵胞上皮からの遷移の兆候を示したが,浸潤性増殖または有糸分裂ではなかった。この病変は異型腺腫と診断し,乳頭癌であった甲状腺右葉にも存在した。9ATC試料と比較して異型腺腫の分子的特徴を評価し,非定型腺腫は前癌病変の形を表すかどうかを検討した。Ki-67発現は異型腺腫における非常に低いが,すべてのATC試料は高レベルのKi-67の発現を示した。上皮間葉移行(EMT)マーカー発現は異型腺腫はATCよりも高度に上皮表現型を維持することを示唆した。ATCと非定型腺腫との鑑別診断は,細胞学的および組織学的方法のみでは困難である,Ki-67およびEMTマーカー発現は診断を支持するかもしれない。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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内分泌系の腫よう  ,  腫ようの診断 

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