文献

J-GLOBAL ID：201702236881657588   整理番号：17A1638038

Cape Verdeにおける大気中の残留性有機汚染物質(POPs)の低濃度【Powered by NICT】

Low concentrations of persistent organic pollutants (POPs) in air at Cape Verde

著者 (8件)： Nost Therese Haugdahl (NILU - Norwegian Institute for Air Research, the FRAM Centre, P.O. Box 6606, Langnes, NO-9296 Tromso, Norway) ,  Nost Therese Haugdahl (UiT - the Arctic University of Norway, P.O. Box 6050, Langnes, NO-9037 Tromso, Norway) ,  Halse Anne Karine (NILU - Norwegian Institute for Air Research, P.O. Box 100, NO-2027 Kjeller, Norway) ,  Schlabach Martin (NILU - Norwegian Institute for Air Research, P.O. Box 100, NO-2027 Kjeller, Norway) ,  Baecklund Are (NILU - Norwegian Institute for Air Research, P.O. Box 100, NO-2027 Kjeller, Norway) ,  Eckhardt Sabine (NILU - Norwegian Institute for Air Research, P.O. Box 100, NO-2027 Kjeller, Norway) ,  Breivik Knut (NILU - Norwegian Institute for Air Research, P.O. Box 100, NO-2027 Kjeller, Norway) ,  Breivik Knut (University of Oslo, Department of Chemistry, P.O. Box 1033, NO-0315 Oslo, Norway)
資料名： Science of the Total Environment  (Science of the Total Environment)
巻： 612  ページ： 129-137  発行年： 2018年 
JST資料番号： C0501B  ISSN： 0048-9697  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 周囲空気はストックホルム条約の下での残留性有機汚染物質(POPs)のモニタリングのためのコア媒体であり,POPの地球的輸送とその大気汚染源および汚染源地域の研究で使用されている。静止,アクティブ空気サンプリングに基づくデータは多くの地域で少ない。本研究の第1の目的は,西アフリカ外(i)空気中の選定したPOPsのモニター濃度にした,(ii)測定した濃度に影響する潜在的大気過程とソース領域を評価した。この目的のために,アクティブ大容積空気試料採取器は西アフリカの海岸外Cape VerdeでCape Verde大気観測所に設置した。2012年5月と43試料(24時間サンプリング)が開始されサンプリングは2013年6月まで採取した。試料は特定のポリ塩化ビフェニル(PCBs),ポリ臭化ジフェニルエーテル(PBDEs),ヘキサクロロベンゼン(HCB)とクロルダンを分析した。Cape VerdeでこれらPOPsの濃度は一般的に低く,北極の遠隔地に匹敵するいくつかの化合物であった。化合物と濃度の間で変化した季節的傾向はクロルダンの強い温度依存性を示した。著者らの結果は,これらPOPsの源としてCape Verdeの大西洋北から正味揮発を示した。気団の後方流跡線はCape Verdeで測定された気団は一般的に大西洋または北アフリカ大陸から輸送されたことを示した。全体として,Cape Verdeで空気中の低濃度は,気団が熱帯条件(高温,高濃度のヒドロキシルラジカルの)下での分解増強による複合起源長距離大気輸送中の枯渇と地域の主要な排出の欠如によって説明と考えられた。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： アフリカ西部 ,  大気汚染 ,  大西洋 ,  気象観測 ,  アフリカ北部 ,  *残留性有機汚染物質 ,  大陸 ,  汚染源 ,  ヒドロキシルラジカル ,  気団 ,  熱帯 ,  温度依存性
準シソーラス用語： 大気輸送 ,  後方流跡線 ,  クロルダン , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： 難分解性有機汚染物質 ,  モニタリング ,  熱帯領域 ,  アクティブ空気サンプリング ,  粒子分散モデリング

分類 (2件)： その他の汚染原因物質  (SB05040W) ,  動物に対する影響  (EE05040R)

タイトルに関連する用語 (5件)： CAPE ,  大気中 ,  残留性有機汚染物質 ,  POPs ,  低濃度