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J-GLOBAL ID:201702236968838683   整理番号:17A0598424

新しいセレノエーテル架橋ビスカルベン配位子を有するHg(II)およびPd(II)錯体:ピンサービスカルベンPd(II)プレ触媒を用いたメチルアクリラートの効率的なモノおよびビス-アリール化

Hg(ii) and Pd(ii) complexes with a new selenoether bridged biscarbene ligand: efficient mono- and bis-arylation of methyl acrylate with a pincer biscarbene Pd(ii) precatalyst
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資料名:
巻: 46  号: 19  ページ: 6291-6302  発行年: 2017年 
JST資料番号: A0270A  ISSN: 1477-9226  CODEN: DTARAF  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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2当量の1-ベンジル-3-ブロモエチルベンズイミダゾリウムブロミドをNa2Seとカップリングさせ,最初のセレノエーテル架橋ビス-ベンズイミダゾリウム塩(LH2)Br2を生成する。硝酸塩(LH2)(NO3)2とテトラフルオロボラート(LH2)(BF4)2塩も,(LH2)Br2から合成した。Hg(OAc)2の(LH2)Br2との反応は,最初の擬ピンサーカルベン水銀錯体[Hg(L-κ2C)][HgBr4](C1)を提供した。(LH2)Br2と(LH2)(NO3)2を用いて,セレノエーテル架橋カルベンを有するPd(II)の異なる錯体が得られた。これらの錯体の合成は対アニオンと温度に依存した。したがって,ピンサー型イオン錯体[PdBr(L-κ3CSeC)]Br(C2)を80°Cで単離し,擬ピンサー型中性錯体cis-[PdBr2(L-κ2C)](C3)を,DMSO中で(LH2)Br2とPd(OAc)2から室温で単離した。Pd(OAc)2でのパラジウム化による硝酸塩前駆体(LH2)(NO3)2は,ベンズイミダゾール部分のベンジルウイングチップのortho位で前例のない分子内金属化を示す。HRMS,異核NMRおよびIR分光法を用いて配位子塩と金属錯体を特徴付けた。配位子塩(LH2)Br2と(LH2)(BF4)2,および錯体C1~C4の単結晶X線構造も解明した。アクリル酸メチルと臭化アリールのモノHeck反応におけるC-C結合に関して,錯体C2は良好な活性を示した。興味深いことに,二重Heckカップリングの結果として,不活性化臭化アリールでのあまり一般的でないビス-アリール化も観察された。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST
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分類 (4件):
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白金族元素の錯体  ,  イミダゾール  ,  置換反応  ,  貴金属触媒 
物質索引 (2件):
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