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J-GLOBAL ID:201702236969849571   整理番号:17A1764116

ガラス形成液体のT,V依存性動力学の説明: 新シミュレーション結果に対して試験した協同自由体積モデル

Explaining the T,V-dependent dynamics of glass forming liquids: The cooperative free volume model tested against new simulation results
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巻: 147  号: 18  ページ: 184503-184503-18  発行年: 2017年11月14日 
JST資料番号: C0275A  ISSN: 0021-9606  CODEN: JCPSA6  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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本稿では,速度モデル,すなわち「協同自由体積」(CFV)モデルを導出して,系の自由体積Vfreeとその温度Tに関して緩和動力学を幅広い圧力依存条件にわたって説明した。CFVモデルでは,分子が独自の大きさのオーダーの距離を移動する速度は,十分な自由空間を開くための周囲分子の協同に依存する。CFVを試験するために,KobおよびAndersenタイプのLennard-Jones(KA-LJ)流体で,構造緩和時間τの広範なT,V依存シミュレーションデータを作製した。Vfree=V-Vhcの値は,KA-LJ PVTデータの解析を介する限界ハードコア体積Vhcの推定によって得られる。等温線の1/Vfreeに線形比例するlnτを示す最初のシミュレーション証拠を,温度依存勾配で提供して,したがって,実験系の最近の分析を確認した。シミュレーションデータによって示された線形関係は,Arrhenius挙動の遷移温度の上下で発生することをさらに示した。また,ガスの速度論的温度依存性の寄与がシミュレーション結果において重要であり,高温における分子ハードコアの残存からの著しいエントロピー寄与があることを示した。重要な結果は,非Arrhenius緩和挙動を,高温でもKA-LJ流体の等圧線で常に示すことである。CFVモデルは驚くほど広い範囲のKA LJ T,V空間上で,この挙動の全てを予測し,三パラメータの単一セットでそれを適合させた。CFVアプローチは,協同する粒子の数,ひいては活性化プロセスの自由エネルギーがVfreeに反比例する枠組みをもたらし,これはモデルの体積寄与の形の基礎であり,この形は,すべての系とすべての温度で保持されることを見出した。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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液体構造一般 

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