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J-GLOBAL ID：201702236990718056   整理番号：17A0575471

脊椎動物における耐凍性の分子生理学

MOLECULAR PHYSIOLOGY OF FREEZE TOLERANCE IN VERTEBRATES

著者 (2件)： STOREY Kenneth B. (Carleton Univ., Ontario, CAN) ,  STOREY Janet M. (Carleton Univ., Ontario, CAN)
資料名： Physiological Reviews  (Physiological Reviews)
巻： 97  号： 2  ページ： 623-665  発行年： 2017年04月 
JST資料番号： C0603A  ISSN： 0031-9333  CODEN： PHREA7  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 耐凍性は冬季極寒環境で生息する両生類及び爬虫類による生存戦略であり,体液の65%が凍結しバイタルサインがない状態で数週間から数か月にわたって過ごす。凍結融解後は数時間以内に通常の生活に復帰できる。耐凍性において,グルコースなどの有機浸透圧調節物質の濃度を上げて細胞内環境を保護し,体内の氷は制御される。本稿ではシャペロン,抗酸化剤,損傷防御機構などの細胞保持戦略,水や凍結保護物質の膜輸送体,エネルギー代謝,遺伝子/蛋白質適応,凍結応答代謝低下の制御に焦点を当てて,耐凍性について論じる。

シソーラス用語： 両生類 ,  *耐凍性 ,  爬虫類 ,  保護剤 ,  生存競争 ,  浸透圧 ,  防止 ,  酸化防止剤 ,  シャペロンタンパク質 ,  膜タンパク質 ,  エネルギー代謝 ,  代謝調節
準シソーラス用語： 抗酸化剤 ,  生存戦略 ,  損傷防止 ,  凍結保護物質 ,  膜輸送体

分類 (1件)： 動物生理一般  (EJ02010E)

タイトルに関連する用語 (3件)： 脊椎動物 ,  耐凍性 ,  分子生理学