文献
J-GLOBAL ID:201702237009011503   整理番号:17A1360260

[Cu2(OAc)4(tnz)2]によるMCF7乳癌細胞内での核酸塩基,ウシ胸腺DNAとDNAのγ放射線誘発損傷:潜在的な放射線増感剤【Powered by NICT】

γ radiation-induced damage of nucleic acid bases, calf thymus DNA and DNA within MCF-7 breast cancer cells by [Cu2(OAc)4(tnz)2]: a potential radiosensitizer
著者 (6件):
資料名:
巻: 41  号: 20  ページ: 11679-11685  発行年: 2017年 
JST資料番号: H0785A  ISSN: 1144-0546  CODEN: NJCHE5  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
先に特性化されたチニダゾールとCu(II)の二量体錯体を,放射線増感特性の研究に用いた。研究により,錯体は核酸塩基ウラシルとチミンの増感放射誘起損傷においてチニダゾール,仔ウシ胸腺DNAの放射線誘起二本鎖修飾及びMCF-7乳癌細胞におけるDNAの修飾よりも優れていることを明らかにした。本研究のユニークな面は,Cu(II)とチニダゾールの錯体形成後のニトロラジカルアニオン(NO2・-)の発生の実質的な減少にもかかわらず,減少はニトロイミダゾールの放射線増感属性では観察されなかったことである。むしろ錯体は放射線増感に関してチニダゾールよりも明確に勝っていた。したがってそれはDNA標的化を支援することから,重要な薬物分子の錯体形成は有利であった。本研究により,毒性副作用に加えて有効性をもたらす共通中間体(NO2・-)は,有効性と毒性副作用の間の正しいバランスをとることができる5-ニトロイミダゾールの改良型(ここではチニダゾール)を用いてそれの発生を適切に調整できる良い事例として役割を果たした。Copyright 2018 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
放射線防護薬の基礎研究  ,  腫ようの放射線療法 
物質索引 (1件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです

前のページに戻る