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J-GLOBAL ID：201702237058347756   整理番号：17A1992981

コンクリートの亀裂の微生物治癒 レビュー

Microbial healing of cracks in concrete: a review

著者 (4件)： JOSHI Sumit (Thapar Univ., Punjab, IND) ,  GOYAL Shweta (Thapar Univ., Punjab, IND) ,  MUKHERJEE Abhijit (Curtin Univ., Bentley, AUS) ,  REDDY M. Sudhakara (Thapar Univ., Punjab, IND)
資料名： Journal of Industrial Microbiology & Biotechnology  (Journal of Industrial Microbiology & Biotechnology)
巻： 44  号： 11  ページ： 1511-1525  発行年： 2017年11月 
JST資料番号： E0005C  ISSN： 1367-5435  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： コンクリート亀裂問題,種々の治癒技術及び微生物手法による自生治癒を包括的に概説した。土木研究の背景では治癒はコンクリート構造の損傷状態からの回復現象である。微生物誘導炭酸カルシウム沈殿(MICCP)は代謝活性によって細胞外に炭酸カルシウム形成する微生物の能力である。種々の細菌種,例えば硫酸塩還元細菌(SRB),ケイ酸塩結合細菌,藍藻及び尿素分解細菌がMICCPについて報告されている。細菌系の利点は細菌性合着用流体の低粘性である。細菌が最初に治癒部にポンプアップされ,原材料が細菌酵素と接触したときに合着反応が開始する。細菌治癒は亀裂深くに浸透させることができる。この微生物に基づいた応用試験は実験室規模では有望な結果が出ている。世界的に亀裂修復での微生物無機化の可能性を調査している。実用化には全原価の60%を占める安価な培地原料の代替物が必要である。

シソーラス用語： *コンクリート ,  亀裂発生 ,  回復 ,  修理 ,  再生 ,  炭酸カルシウム ,  細菌 ,  無機化 ,  活性 ,  加水分解 ,  *酵素
準シソーラス用語： クラック発生 ,  亀裂治癒 ,  自己修復 ,  自己修復コンクリート ,  代謝活性 ,  *微生物酵素

分類 (2件)： 建築物の維持・管理  (RB01020X) ,  酵素の応用関連  (EB09100B)

タイトルに関連する用語 (5件)： コンクリート ,  亀裂 ,  微生物 ,  治癒 ,  レビュー