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J-GLOBAL ID：201702237091181818   整理番号：17A1058455

有毒Microcystisへの枝角類子孫耐性は母親の温暖化により促進される【Powered by NICT】

Cladoceran offspring tolerance to toxic Microcystis is promoted by maternal warming

著者 (7件)： Lyu Kai (Jiangsu Key Laboratory for Biodiversity and Biotechnology, School of Biological Sciences, Nanjing Normal University, 1 Wenyuan Road, Nanjing 210023, China) ,  Lyu Kai (School of Biotechnology, Jiangsu University of Science and Technology, Nanxu Avenue, Zhenjiang 212018, China) ,  Zhang Lu (Jiangsu Key Laboratory for Biodiversity and Biotechnology, School of Biological Sciences, Nanjing Normal University, 1 Wenyuan Road, Nanjing 210023, China) ,  Gu Lei (Jiangsu Key Laboratory for Biodiversity and Biotechnology, School of Biological Sciences, Nanjing Normal University, 1 Wenyuan Road, Nanjing 210023, China) ,  Zhu XueXia (Jiangsu Key Laboratory for Biodiversity and Biotechnology, School of Biological Sciences, Nanjing Normal University, 1 Wenyuan Road, Nanjing 210023, China) ,  Wilson Alan E. (School of Fisheries, Aquaculture, and Aquatic Sciences, Auburn University, Auburn, AL 36849, USA) ,  Yang Zhou (Jiangsu Key Laboratory for Biodiversity and Biotechnology, School of Biological Sciences, Nanjing Normal University, 1 Wenyuan Road, Nanjing 210023, China)
資料名： Environmental Pollution  (Environmental Pollution)
巻： 227  ページ： 451-459  発行年： 2017年 
JST資料番号： D0984B  ISSN： 0269-7491  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 上昇温度と栄養塩類は藍藻類,動物プランクトンに有毒であるにより植物プランクトン優勢を支持することができる。母性効果は一般的であるだけでなく,生態学的相互作用に大きく影響することを意識が増大している。気候変動は広く研究されているが,動物プランクトンにおける母性効果に及ぼすその影響についてあまり知られていない。湖は気候変動の指標となる,高温と栄養素汚染は有毒シアノバクテリアによる植物プランクトン優勢を支持できることを考えると,本研究は,飼料中の有毒シアノバクテリアに対する動物プランクトン子孫の耐性に及ぼす高温への母体曝露の影響を明らかにすることに焦点を当てた。三異なる母性熱環境は,サイズの異なる二枝角類種の子孫における個体群適合,大きなDaphnia similoidesと小さいMoina macrocopaを含む毒性Microcystisに挑戦を直接調べるために用いた。高温に曝露されたDaphnia及びMoina母親はMicrocystisに対して抵抗性が高いことが子孫を産出した。このような所見は異なった温度環境中の母親の生活史最適化から生じる可能性がある。興味あることに,毒性Microcystisを供給したMoinaから生まれた子牛は,Daphnia子孫,これはシアノバクテリアブルーム中に典型的に観察される小枝角類の優位性を部分的に説明できるより優れていた。本研究は,環境温暖化により仲介されるシアノバクテリアに対する動物プランクトン抵抗に及ぼす母性効果の重要性を強調し,さらに動物プランクトン藍藻類相互作用に影響する非生物的要因と関連した複雑さを強調した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 個体群 ,  栄養塩類 ,  最適化 ,  母性効果 ,  *Microcystis ,  藍藻類 ,  母親 ,  相互作用 ,  *枝角類 ,  高温 ,  動物プランクトン ,  生態学 ,  毒性 ,  植物プランクトン
準シソーラス用語： ミジンコ , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (4件)： 地球温暖化 ,  シアノバクテリア ,  継代効果 ,  動物プランクトン

分類 (3件)： 動物に対する影響  (EE05040R) ,  湖沼汚濁  (SB02030Q) ,  植物に対する影響  (EE05030G)

タイトルに関連する用語 (6件)： Microcystis ,  枝角類 ,  耐性 ,  母親 ,  温暖化 ,  促進