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J-GLOBAL ID:201702237096119814   整理番号:17A1710321

p38MAPKファミリーイソ型p38αと活性化転写因子2は卵巣腺癌の悪性表現型と患者の予後不良と関連している【Powered by NICT】

p38MAPK family isoform p38α and activating transcription factor 2 are associated with the malignant phenotypes and poor prognosis of patients with ovarian adenocarcinoma
著者 (4件):
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巻: 213  号: 10  ページ: 1282-1288  発行年: 2017年 
JST資料番号: A1139A  ISSN: 0344-0338  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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本研究では,悪性腫瘍のバイオマーカーと卵巣癌患者における予後不良を同定することであった。p38MAPKファミリーイソ型p38α(p38α)と活性化転写因子2(ATF2)の蛋白質発現は120卵巣しょう液性腺癌および34名の正常卵管免疫組織化学を用いて測定した。p38αとATF2阻害剤を発現する安定なOV-90細胞はshRNAレンチウイルスを用いて確立した。細胞増殖,浸潤および移動をin vitroで分析した。腫瘍増殖および化学的感受性は異種移植腫瘍モデルで検討した。正p38αとATF2発現の割合は正常卵管におけるよりも卵巣しょう液性腺癌で有意に高かった。正のp38αとATF2発現は高臨床病期(III/IV),リンパ節転移,および短い全生存期間と有意に関連した。OV-90細胞におけるp38αとATF2遺伝子発現のサイレンシングは,in vitroでの細胞増殖,移動,および浸潤を有意に阻害した。サイレンスしているp38αとATF2遺伝子とOV-90細胞は非常にゆっくり成長し,高p38αとATF2発現を持つセルと比べて化学療法に有意に敏感であった。p38αとATF2発現は卵巣腫瘍細胞の悪性表現型に重要な役割を果たし,卵巣しょう液性腺癌患者の予後不良のマーカーである。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (3件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
生物学的機能  ,  細胞生理一般  ,  遺伝子発現 

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