文献

J-GLOBAL ID：201702237114338408   整理番号：17A1437275

パイナップル科における機能的型耐乾性形質と生物気候学的分布との関係【Powered by NICT】

Functional types in the Bromeliaceae: relationships with drought-resistance traits and bioclimatic distributions

著者 (2件)： Males Jamie (Department of Plant Sciences, University of Cambridge, Cambridge, UK) ,  Griffiths Howard (Department of Plant Sciences, University of Cambridge, Cambridge, UK)
資料名： Functional Ecology  (Functional Ecology)
巻： 31  号： 10  ページ： 1868-1880  発行年： 2017年 
JST資料番号： W0225A  ISSN： 0269-8463  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 新熱帯区のパイナップル科は生息地の例外的な多様性を占めている。五主要機能型,ベンケイソウ型酸代謝(CAM),着生,タンク成長形態と幼形成熟などの革新により定義された,明瞭な生態学的水利用戦略を示した。機能タイプの生態学的分化に対する推定上の耐乾性形質の寄与は,以前に評価し,他の植物群におけるこれらの形質の重要性への関心の高まりにもかかわらず,されていない。は異なる機能的タイプと生態系を代表する376アナナス種(全ファミリーの10%以上)の主要な調査を通して試験する仮説のセットを定式化した。四乾燥抵抗特性:完全膨圧(π_o),飽和含水量(SWC),水単位面積当たりの質量(WMA)と乾燥葉の単位面積当たりの質量(LMA)での浸透ポテンシャルを定量化した。308種のサブセットに対して,耐干性形質と種の生物気候学的エンベロープの間の関係も分析した。飽和含水量,WMAとLMAは密接に間相関し,π_oと弱い配位であったが,四例が機能タイプ間で有意に異なっていた。異なる機能タイプの種は生物気候学的空間の異なる領域を占め,生物気候学的空間に乾燥抵抗形質値のマッピング関係も機能タイプの間で変化した。乾燥抵抗形質値の発散は,この豊富な熱帯植物ファミリーにおける機能型顕著性および気候的ニッチ分化の進化の不可欠な部分を形成することを結論した。本研究は,植物機能形質の迅速,分類学的に広範な定量は,生態学的多様性の進化への重要な洞察を提供することができるかを示した。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： *気候 ,  生態系 ,  着生 ,  生態学 ,  *パイナップル科 ,  分化 ,  生息場所 ,  *耐干性 ,  熱帯植物 ,  植物群落 ,  含水量 ,  水利用
準シソーラス用語： ニッチ ,  ベンケイソウ型酸代謝 ,  *生気候 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： 適応 ,  パイナップル科 ,  diversity ,  耐乾燥性 ,  機能型 ,  水関係

分類 (1件)： 植物生態学  (EE02000E)

タイトルに関連する用語 (5件)： パイナップル科 ,  耐乾性 ,  形質 ,  生物気候学 ,  分布