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J-GLOBAL ID:201702237120167895   整理番号:17A0899157

拡散モンテカルロにおける3d遷移金属擬ポテンシャルの局在化誤差に関する定量的見積もり

Quantitative estimation of localization errors of 3d transition metal pseudopotentials in diffusion Monte Carlo
著者 (3件):
資料名:
巻: 147  号:ページ: 024102-024102-7  発行年: 2017年07月14日 
JST資料番号: C0275A  ISSN: 0021-9606  CODEN: JCPSA6  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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拡散モンテカルロ(DMC)における非局在擬ポテンシャルに必然的な近似的計算では,局在化誤差を導入する。第一周期遷移金属原子Sc-Znに関する非局在擬ポテンシャルの2つのファミリーに関するこれらの誤差を,外挿スキームおよび多行列式波動関数を用いて計算した。Jastrow因子に対するDMCエネルギーにおける誤差の感度を用いて,擬ポテンシャルの2つのセットの品質を,局在性誤差の減少に関して見積もった。局在近似およびT-ムーブスキームも,全エネルギーの精度に関して比較した。局在性およびT-ムーブ誤差の除去を見積もった後に,単一行列式記述と全原子価多行列式完全活性空間展開の間の固定節エネルギーの範囲を示した。これらの擬ポテンシャルの結果は,局在性近似はT-ムーブよりもJastrowでの変化に敏感でなく,より正確な全エネルギーを与えるが,必ずしもエネルギー差よりも正確でないという以前の知見と一致する。局在性近似とT-ムーブの両方に関し,Sc-Znの系列を通じて左から右へ動くJastrow感度の減少を見出した。最近作られたKrogelらの擬ポテンシャル[Phys.Rev. B 93, 075143 (2016)]は,Burkatzkiらの擬ポテンシャル[J.Chem.Phys. 129, 164115 (2008)]と比べて,局在性誤差の大きさを,局在性誤差を用いて平均の見積もりで40%減少させる。ここで見積もられた局在性誤差は,T-ムーブを用いたときの擬ポテンシャルの両方のセットに関して等しい。これらの擬ポテンシャルをもつSc-Znの原子系列に関して,また3体Jastrow因子を用い,著者らの結果は,単一行列式を用いたときの局在性誤差よりも固定節誤差が支配的であることを示唆している。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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原子の電子構造 

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