文献

J-GLOBAL ID：201702237167878459   整理番号：17A0568458

曲げ座屈するコンクリート充填鋼管圧縮材の耐力評価

EVALUATION OF STRENGTH OF CONCRETE FILLED STEEL TUBULAR COLUMNS WITH FLEXURAL BUCKLING

著者 (3件)： 城戸將江 (北九州市大 国際環境工) ,  津田惠吾 (北九州市大 国際環境工) ,  原口将行 (北九州市大 大学院国際環境工学研究科)
資料名： 日本建築学会構造系論文集  (Journal of Structural and Construction Engineering (Transactions of AIJ))
号： 735  ページ： 753-763  発行年： 2017年05月30日 
JST資料番号： F0393B  ISSN： 1340-4202  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 圧縮力を受けて曲げ座屈するコンクリート充填鋼管(CFT)柱の圧縮耐力評価法を提案した。提案法は,終局および許容耐力評価が鋼管柱,コンクリート柱それぞれの耐力を累加する方式であることは現行のコンクリート充填鋼管構造設計施工指針(CFT指針)によるものと変わりはない。現行CFT指針では短柱,中柱,長柱の3区分に分けて設計式を組み立てているが,提案式では円形柱でコンファインド効果を考慮するときのみを例外とするが,原則的にはその区分はない。また,CFT指針の細長さ指標は座屈長さ・断面せい比であるが,提案式では鋼管柱の基準化細長比である。現行CFT指針による耐力と提案式による耐力を比較した結果,角形CFTでは両者の違いは±5%程度で,円形CFTでは提案耐力はCFT指針の中柱域となる部分で指針耐力より15%小さな耐力評価となった。

シソーラス用語： *鋼管コンクリート構造 ,  コンクリート充填鋼管 ,  *柱 ,  圧縮部材 ,  座屈 ,  *圧縮強さ ,  耐荷力 ,  指針 ,  角柱 ,  円柱 ,  細長比
準シソーラス用語： CFT ,  *コンクリート充填鋼管柱 ,  曲げ座屈

分類 (1件)： コンクリート構造  (RA04030A)

タイトルに関連する用語 (4件)： 曲げ座屈 ,  コンクリート充填鋼管 ,  圧縮材 ,  耐力評価