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J-GLOBAL ID:201702237197895884   整理番号:17A1624262

Fomitopsis castaneus Imazからの菌体外多糖類の精製と発酵特性【Powered by NICT】

Purification and fermentation characteristics of exopolysaccharide from Fomitopsis castaneus Imaz
著者 (4件):
資料名:
巻: 105  号: P1  ページ: 213-218  発行年: 2017年 
JST資料番号: T0898A  ISSN: 0141-8130  CODEN: IJBMDR  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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腸内炭水化物発酵の最終産物である,短鎖脂肪酸(SCFAs)は主に哺乳類においてエネルギー代謝に寄与する。発酵中に生成するSCFAsの量は系の発酵能力を特性化する重要なパラメータである。Fomitopsis castaneus Imaz,木材腐朽真菌種から単離したエキソ多糖類(EPS)の発酵特性について報告した。は凍結乾燥とDEAE-セファロース高速流クロマトグラフィーによる主EPS画分を単離し,精製した。は,EPSの単糖類組成を分析した。単離したEPSは主にグルコース,ガラクトース,ラムノース,マンノース,アラビノースから構成されていた。糖エステルの特性吸収ピークも検出された。健常成人と子供の新鮮糞便抽出物はヒト腸内環境(37°Cの嫌気性条件)をシミュレートし,精製したEPSの発酵特性を研究するために発酵基質として使用した。模擬腸環境の発酵系に分離したEPSを添加すると,成人および小児の糞便抽出物中のSCFAs含量を増加させた。しかし,小児における糞便抽出物の発酵システム,特に酪酸,SCFAの収率は成人のそれよりも高かった。発酵システムへの外因性乳酸菌,Enterococcus faecalisとEnterococcus feciumのような添加小児のモデル腸系におけるSCFA濃度を増加させた。対照的に,E.faecalis,Lactobacillus rhamnosus,およびE.feciumを添加成人の系内で生成するSCFAsの含量を増加させた。これらの結果は,F.castaneus Imazから単離したEPSは模擬腸環境で効果的に発酵し,発酵能は微生物叢を添加することにより増強されることを示した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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微生物代謝産物の生産  ,  微生物の生化学 
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