文献

J-GLOBAL ID：201702237219378122   整理番号：17A1536411

ニューラルネットワークの分子動力学シミュレーションを介する((AgAu)₅₅ナノ合金のc-T相状態図とLandau自由エネルギー

c-T phase diagram and Landau free energies of (AgAu)₅₅ nanoalloy via neural-network molecular dynamic simulations

著者 (3件)： Chiriki Siva (Discipline of Chemistry, Indian Institute of Technology (IIT) Indore, Indore, Madhya Pradesh 453552, India) ,  Jindal Shweta (Discipline of Chemistry, Indian Institute of Technology (IIT) Indore, Indore, Madhya Pradesh 453552, India) ,  Bulusu Satya S. (Discipline of Chemistry, Indian Institute of Technology (IIT) Indore, Indore, Madhya Pradesh 453552, India)
資料名： Journal of Chemical Physics  (Journal of Chemical Physics)
巻： 147  号： 15  ページ： 154303-154303-13  発行年： 2017年10月21日 
JST資料番号： C0275A  ISSN： 0021-9606  CODEN： JCPSA6  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： (AgAu)₅₅ナノ合金の構造,動力学,熱安定性の理解には,組成,温度に対する特性の明示的依存性のために,組成-温度(c-T)相状態図の知識が不可欠である。実験的に,相状態図の作成は非常に困難であるので,理論的な洞察が必要である。(AgAu)₅₅ナノ合金について,人工ニューラルネットワークポテンシャルを使用した。純金および金リッチ組成物の予測される全体最小構造は,密度汎関数理論による以前の報告と比較してエネルギーが低い。c-T相状態図,表面積,表面電荷,異性体の確率,およびLandau自由エネルギーに基づく本研究は,実験的に見出されるように,Auナノ粒子中の組成物による最大24%のAgの取込みによりAg-Auナノ合金の触媒特性の向上を支持した。この相状態図は,他の全ての組成物と比較して,Ag₂₈Au₂₇の共存温度域が70Kであることを示した。Landau自由エネルギーを計算するためのオーダーパラメータとして球面調和関数から導出したパワースペクトル係数を提案した。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *ニューラルネットワーク ,  *計算機シミュレーション ,  *状態図 ,  Landau理論 ,  ナノ粒子 ,  金合金 ,  銀含有合金 ,  触媒 ,  熱安定性 ,  密度汎関数法 ,  表面電荷 ,  異性体 ,  *自由エネルギー ,  球面調和関数 ,  パワースペクトル
準シソーラス用語： 分子動力学シミュレーション ,  相状態図 ,  *ナノ合金 ,  密度汎関数理論

分類 (1件)： 金属系の相平衡・状態図  (CB03012T)

タイトルに関連する用語 (6件)： ニューラルネットワーク ,  分子動力学シミュレーション ,  ナノ合金 ,  T相 ,  状態図 ,  自由エネルギー