文献

J-GLOBAL ID：201702237246357951   整理番号：17A1617612

非最小Higgs模型におけるHiggsボソン結合に対するゲージ不変1ループ補正

Gauge invariant one-loop corrections to Higgs boson couplings in nonminimal Higgs models

著者 (4件)： KANEMURA Shinya (Osaka Univ., Osaka, JPN) ,  KIKUCHI Mariko (National Taiwan Univ., Taipei, TWN) ,  SAKURAI Kodai (Univ. Toyama, Toyama, JPN) ,  YAGYU Kei (Univ. Florence, Sesto Fiorentino, ITA)
資料名： Physical Review. D  (Physical Review. D)
巻： 96  号： 3,Pt.B  ページ： 035014.1-035014.32  発行年： 2017年08月 
JST資料番号： D0748A  ISSN： 2470-0010  CODEN： PRVDAQ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 非極小Higgsセクタ,すなわちソフトに破れたZ₂対称性を有するHiggs一重項模型(HSM),および2Higgs二重項模型(THDM)においてゲージ依存性無しの改良されたオンシェルくりこみ形式に基づいた1ループ補正Higgsボソン結合を計算した。Higgsボソン間のくりこまれた混合パラメータのゲージ依存性を生じるHiggsボソン2点関数のゲージ依存性を除去するためにピンチ法を採用した。非最小Higgsセクタにおける一般的R_ξゲージにおけるゲージ依存性の相殺を明確に示した。それから,ゲージ依存性を有する以前のオンシェル形式で計算した種々のくりこまれたHiggsボソン結合とゲージ依存性なしの改良された形式で計算されたものの差異を計算した。ゲージ不変な1ループ補正結合定数をもつ場合,SMにおける予測からのくりこまれたHiggsボソン結合の偏差パターンの差異を探すことによってHSMとTHDMを識別する方法を示した。Δκ_Z-Δκ_τ,Δκ_τ-Δκ_b,Δκ_τ-Δκ_c,およびΔκ_Z-Δκ_γの間の強い相関を示した。

シソーラス用語： *モデル ,  電弱模型 ,  ゲージ不変性 ,  *補正 ,  くりこみ ,  素粒子模型 ,  *ゲージ理論
準シソーラス用語： *1ループ補正 ,  *2Higgs二重項模型 ,  *Higgs模型 ,  最小Higgs模型 ,  素粒子標準模型

分類 (1件)： 電磁場と統一ゲージ場  (BF02020A)

タイトルに関連する用語 (5件)： 最小Higgs模型 ,  Higgsボソン ,  ゲージ ,  不変 ,  1ループ補正