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J-GLOBAL ID：201702237304119204   整理番号：17A0654468

南極上空での大気雷の発生中のGPS全電子数の変動

GPS Total Electron Content Variation During the Occurrence of Atmospheric Lightning Over Antarctica

著者 (2件)： SUPARTA Wayan (Universiti Kebangsaan Malaysia, Selangor Darul Ehsan, MYS) ,  WAN MOHD NOR Wan Nur Arina (Universiti Kebangsaan Malaysia, Selangor Darul Ehsan, MYS)
資料名： Advanced Science Letters  (Advanced Science Letters)
巻： 23  号： 2  ページ： 1264-1267  発行年： 2017年02月 
JST資料番号： W2378A  ISSN： 1936-6612  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： GPSの信号は宇宙気象の影響を受けるため,電離層の研究に有用である。電離層の全電子数TECは太陽放射や地磁気活動,大気重力波(AGW),大規模な雷雨,および雷の活動の強化によって増加する。そこで本研究では,2013年に3地点の地上設置型のGPS受信機を用いて南極半島上空で雷が生じている期間の電離層の全電子数(TEC)の測定を行った。付加的に春分・秋分,夏至・冬至での太陽の位置とTECの関係についても調査した。結果として,雷のエネルギーが1000万rms未満の場合にはTECの増分は0.2~0.4 TECUであり,1000万rmsを超える場合は0.4~1.0 TECUであった。一方で,太陽の位置によるTECの増加は0.7~1.9 TECUと測定され,およそ38%雷活動よりも更に影響力が大きいことが明らかとなった。

シソーラス用語： *電離層 ,  電子 ,  太陽活動度 ,  南極 ,  数 ,  雷 ,  GPS
準シソーラス用語： GPS【位置決め】 ,  *全電子数

分類 (1件)： 電離層・熱圏  (DC04050O)

タイトルに関連する用語 (5件)： 南極 ,  大気 ,  雷 ,  GPS ,  全電子数