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J-GLOBAL ID：201702237414827615   整理番号：17A1449812

カメラ性能をフルに活かす“産業用レンズ”1.1型大型センサへのCマウントレンズ対応

著者 (1件)： 富永修一 (興和光学)
資料名： 映像情報Industrial  (映像情報インダストリアル)
巻： 49  号： 11  ページ： 51-54,11  発行年： 2017年11月01日 
JST資料番号： Z0577B  ISSN： 1346-1362  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・マシンビジョン分野では装置の小型化が必要であり,16mm映画撮影用レンズマウントとして規格化されたCマウントが好まれていることを概説。
・本論文では,2/3型,1型,4/3型と比較的大きなセンサのカメラが用いられるマシンビジョンレンズとして,1.1型のCマウントレンズLM25FCを紹介。
・LM25FCは1型メガピクセル対応のLM25HCと比べて全長は長いが,光学設計の最適化によって高解像化を達成しつつ,1型6メガピクセルオーバー対応のLM25SCよりも短いことを指摘。
・また,無限遠被写体に対するMTF(Modulation Transfer Function)チャートを示し,LM25FCでは視野全域で高いMTF値を有することを説明。
・さらに,近距離被写体でも高いMTF値を維持し,高い光学性能を持つことの確認。
・一方,レンズ-センサのマッチングにおいて重要なCRA(Chief Ray Angle)はLM25SCでは10deg超と大きくなるのに対し,LM25FCでは1.1型に対応しながらも6deg程度に抑えていることを提示。
・最後に,小型化・高精細化を目指したガラスモールド非球面レンズ,及び特殊低分散ガラスの利用について説明。

シソーラス用語： *カメラ ,  *レンズ ,  光学伝達関数 ,  *センサ ,  小型 ,  *コンピュータビジョン ,  小型化 ,  規格 ,  画素 ,  視野 ,  マッチング ,  非球面レンズ
準シソーラス用語： MTF【関数】 ,  *マシンビジョン ,  *メガピクセル ,  高精細化 ,  *産業用カメラレンズ ,  標準規格

分類 (5件)： 光学器械要素とその材料  (QF05020K) ,  写真機とその付属品  (QF05030V) ,  計測機器一般  (AD02000X) ,  パターン認識  (JE07000S) ,  図形・画像処理一般  (JE04010I)

タイトルに関連する用語 (4件)： 産業 ,  レンズ ,  大型 ,  マウント