文献

J-GLOBAL ID：201702237424953504   整理番号：17A1420295

Wilcza Gora(ポーランド南西部),中央ヨーロッパからの稀な角閃石含有マントルかんらん岩の起源と進化【Powered by NICT】

Origin and evolution of rare amphibole-bearing mantle peridotites from Wilcza Gora (SW Poland), Central Europe

著者 (6件)： Matusiak-Malek Magdalena (Institute of Geological Sciences, University of Wroclaw, Pl. M. Borna 9, 50-204 Wroclaw, Poland) ,  Puziewicz Jacek (Institute of Geological Sciences, University of Wroclaw, Pl. M. Borna 9, 50-204 Wroclaw, Poland) ,  Ntaflos Theodoros (Department of Lithospheric Research, University of Vienna, Althanstrasse 14, 1090 Vienna, Austria) ,  Gregoire Michel (GET, CNRS-CNES-IRD Universite de Toulouse III, OMP, 31400 Toulouse, France) ,  Kukula Anna (Institute of Geological Sciences, University of Wroclaw, Pl. M. Borna 9, 50-204 Wroclaw, Poland) ,  Wojtulek Piotr Marian (Institute of Geological Sciences, University of Wroclaw, Pl. M. Borna 9, 50-204 Wroclaw, Poland)
資料名： Lithos  (Lithos)
巻： 286-287  ページ： 302-323  発行年： 2017年 
JST資料番号： A0172A  ISSN： 0024-4937  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 20mA Wilcza Goraベイサナイト(下部シレジア,ボヘミア地塊北東部)のマントル捕獲岩は大部分が斜方輝石かんらん岩,領域における例外である角閃石と。かんらん石中のフォルステライト含有量が二基かんらん岩:グループA(Fo_89.1 91.5)とB群(Fo_84.2 89.2)を定義する。ダナイト,かんらん石角閃石岩と輝石角閃石かんらん岩の角閃石単斜輝岩,ウェブステライトと一つの複合捕獲岩からなるFo_77.3 82.5のかんらん石を含み,C群A群捕獲岩は,Alの少ない斜方輝石を含むに分類され,いくつかは負のTi,Zr-HfおよびNb Ta異常を有するLREEに富む単斜輝石を含んでいた。スピネル(Cr# 0.57 0.68)はA群で少なく,Crに富むパーガス閃石はわずか二捕獲岩で生じた。グループB捕獲岩はマグネシウム斜方輝石と単斜輝石を含んでいた。グループB単斜輝石のREEパターンは,LREEにした凸下方,豊富であり,A群でより小さな負のTi,Zr-HfとNb-Ta異常を有していた。グループBスピネルのCr#は0.26 0.56であるが,パーガス閃石であるTiリッチおよびCrに乏しい。C群からの単斜輝石はLREEに低マグネシウム,わずかに富み,負のTi,Zr-HfおよびNb-Ta異常を持たない。グループCパーガス閃石はTiに富み,Crであった。全群に記録された平衡温度は905 970°Cの範囲内で変化するWilcza Goraからの捕獲岩は,多相リソスフェアマントルの進化を記録し,原岩から30%融液を抽出した融解から出発して,Al,単斜輝石を欠くにおける枯渇と稀なCrリッチスピネルを含むハルツバージャイト残油となった。残油は後期新生代火山活動に関連した炭酸化含水珪酸塩メルトによるクロマトグラフィー交代作用を被った。交代作用剤で局所的に角閃石が結晶化するのに可能にするのに十分に水和。グループC輝岩は交代作用メルトからまたは高メルト-岩石比でのかんらん岩 溶融物反応中に直接形成した。クロマトグラフカラムのさらなる部分で発生したカーボナタイト成分におけるA.濃縮へのB基からクロマトグラフィー分化として融液は母岩のかんらん岩を通して浸透したと推定され,その量を減少させ,組成(と結晶化単斜輝石と角閃石の)を変化させている。交代作用剤の源に最も近いB群かんらん岩は,鉄に富むメルトによる浸透した。後者,単斜輝石と角閃石の結晶化とは別に,は宿主ハルツバージャイト中のFe濃縮をもたらした。このような交代作用史は,ボヘミア地塊の北縁下に位置するリソスフェアマントルに典型的なものであるが,Wilcza Goraは局所性,含水交代作用剤の活性を記録である。そのように,その領域のリソスフェアマントルは,色々な組成の苦鉄質ケイ酸塩交代作用により影響を受けた。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： *角閃石 ,  鉄 ,  結晶化 ,  *かんらん岩 ,  クロム ,  斜方輝石 ,  ケイ酸塩 ,  かんらん石 ,  メルト ,  チタン ,  単斜輝石 ,  交代作用 ,  マグネシウム ,  捕獲岩
準シソーラス用語： *石 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： リソスフェアマントル ,  捕獲岩 ,  ステルス交代作用 ,  クロマトグラフィー交代作用 ,  含水炭酸アルカリけい酸塩融液による交代作用 ,  ポーランド南西部

分類 (3件)： 火成岩全般  (DE07030T) ,  火山岩  (DE07040E) ,  岩石圏の地球化学一般  (DD01041C)

タイトルに関連する用語 (6件)： ポーランド ,  ヨーロッパ ,  角閃石 ,  マントルかんらん岩 ,  起源 ,  進化