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J-GLOBAL ID:201702237441686039   整理番号:17A0450882

UPLC-QTOF解析は低窒素ストレス下のコムギ(Triticum aestivumL.)の止葉におけるメタボローム変化を明らかにする【Powered by NICT】

UPLC-QTOF analysis reveals metabolomic changes in the flag leaf of wheat (Triticum aestivum L.) under low-nitrogen stress
著者 (8件):
資料名:
巻: 111  ページ: 30-38  発行年: 2017年 
JST資料番号: W1643A  ISSN: 0981-9428  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: フランス (FRA)  言語: 英語 (EN)
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コムギは世界中で最も重要な穀類植物の一つである。窒素(N)はコムギの成長と発達に必須な多量要素であり,その代謝産物に顕著な影響を及ぼした。コムギの止葉(Triticum aestivumL.)の種々の代謝物に及ぼす低窒素ストレスの影響を調べるために,異なる誘導窒素レベル下のコムギ二品種のメタボローム分析は,超高速液体クロマトグラフィー-四重極飛行時間質量分析(UPLC QTOF)を用いた大規模非ターゲット化メタボロミクス解析に基づく二つの重要な成長期間の間に実施した。原理成分として分析などの多変量解析(PCA)と直交部分最小二乗判別分析(OPLS DA)をデータ解析に使用した。PCAは試料間で特徴的なクラスタリング情報を得た,コムギ止試料を分類する二つのカテゴリーに正常N処理と低N処理下であった。処理OPLS-DAにより,十一の二次代謝産物は,二群を分類するための原因であることが示された。二次代謝産物は低窒素ストレスの潜在的バイオマーカーであると考えられる。化学分析が,同定された多くの二次代謝産物は,フラボノイドとその関連誘導体,イソ ビテキシン,イソオリエンチンおよびmethylisoorientin,2′′-O-ラムノシド,などであることを示した。本研究では,コムギの代謝に及ぼす低窒素ストレスの影響を確認し,二次代謝産物の蓄積は非生物的ストレスに対する応答であることを明らかにした。一方,コムギ作物の窒素状態をモニターするために使用し,おそらく適切な施肥処方を導くことができるマーカーを同定することを目的とした。さらに,UPLC-QTOF-代謝プラットフォーム技術は非生物的ストレス下でのコムギの代謝変化を研究するために用いることができる。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
植物生理学一般  ,  植物の生化学 

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